フツウの男をフツウでない男にするための54章 男たちへ (文春文庫 し 24-2)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167337032

感想・レビュー・書評

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  • モテたい男性陣はメンズノンノでなくてこれ読んで。私の周りの既婚女性の間で話題騒然。ダンナに読ますと。でも、女の人が一番求めているのは「ハウツー本なんかに惑わされない人」っていう矛盾。

  • 15歳から30歳の男性推奨本。女性(塩野さん)ならではの視点で、いい男の条件がエッセイを通じて語られます。いい男になりたかった是非読みましょう。

    「男が上手に年を取るために」とか読んでいて痛快でした。戦術十とか(笑

    改めて凄い作家だと思った。

  • 2021年末の大掃除で発掘した本です、この本は2021年の間に読む本の様ですね。読みかけになっていたために、評価は「★一つ」にしております。内容が不満足だったわけではありません。

    2021年12月29日作成

  • 執筆する才能ある女性からの男性視点
    厳しすぎ

  • 塩野流良い男論。
    頷けるところもあれば首を傾げるところもありましたが結構厳しいと思います。
    自分をしっかりと確立した人間が格好いいのは当然ですよね。

  • 私はこういう考え方の人けっこう苦手だけど、こういう文章ってもしかしてかっこいい文体って言われる文章なんじゃ・・・とちょっと思った。
    隠遁生活になり昼は庶民と遊び、夜になると官服に着替えて執筆活動をしていたマキャベリの良さについて書いてあるところが面白かった。

  • やっと読み終えた。四カ月読むのが辛かったけど、最後の最後で人間味が出てきてホッとした

  • かなり毒気が強い本。
    恐らく彼女が作家であり続けられるのは
    自分に絶対的な自信があるからかと。
    だからこそ引き抜かれたんだろうなと…

    ただし、非常に上から目線が目立つかも。
    言っていることはごもっともな部分もあるけれども
    文章の言い回しがそこまで言わんとも…
    と思えました。
    まあ、それも一つの視点なんだろうけど。

    面白かったのは講義の欠席理由ね。
    ある歌手で喪に服した人を身近に知っていましたが
    まさかそれ的な人がいるとはねぇ!!

  • 塩野七生氏的「イイ男」論。

    服装・おしゃれに全く無頓着な私は、それらのご指摘は聞き流しつつ。

    一方で、メンタリティや美意識、スタイル等については様々に学ぶところあり。また、特にイタリア・ローマの歴史・風俗に絡めて語られる部分は、歴史好き・イタリア好きな私としては、たいへん心に響きます。

    全54章のなかで、第43章「男が上手に年をとるために」が一番のお気に入り。
    ここでは10の「戦術」が紹介され、その一つが「恋をすること」。
    ワタシ的には、ヒトに限らずモノに限らず、心ときめかせる「恋」をし続けたいなぁと思います。

  • 内容についてとやかくまとめるのは無粋だと思った。
    男女ともに1度は手にとってほしい1冊。

    ひとつ言うなれば、いい人格を作るのは、どれだけ意識できるのか、なのかなぁということ。

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