絶滅女類図鑑 (文春文庫 は-16-1)

  • 文藝春秋 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167347031

みんなの感想まとめ

女性の存在や意識について深く掘り下げる本作は、1990年前後の日本社会における女性たちの多様な姿を分類し、批評を展開しています。著者は、当時の女性たちが抱えていた問題や、男性たちの無関心に対して鋭い批...

感想・レビュー・書評

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  • 橋本さんの「女を考えることは男を考えること」という言葉が残る。とにかく読み返さなくては...

  • 橋本治のまわりくどいお話を読んで女性がどのような感想を持ったのかが関心の中心になる。1990年前後の女性は果たしてどのような反応だったのか。
    ちょうど東京ラブストーリーが描かれたのと同時期である

  • 1990年に女性誌『CREA』(文藝春秋)に掲載された14回の記事と、1994年の単行本時にそれぞれの章に付加された文章を収めています。

    『貞女への道』(河出文庫、ちくま文庫)で現代の女性たちの意識の変化と、それによって彼女たちが内面に抱え込むことになった問題を分析した著者が、女性たちの分類をおこないそれぞれについて批評を展開するとともに、彼女たちの存在になんの対応もしてこなかった日本社会の男性たちにも舌鋒鋭い批判を放っています。

    『貞女への道』やその男性編ともいうべき『蓮と刀』(河出文庫)はたいへんおもしろく読むことができたこともあり、本書の内容にも期待していたのですが、執筆当時の時代状況にそくした内容が多く、上の本にくらべるとあまりピンとこなかったという印象でした。また、あえて類型化をおこなうという本書の意図に沿ったものなのかもしれませんが、根拠の示されないままに著者独自の見方が提示されているところも見られます。

  • 35498

  • 独特のレトリックを使い、辛らつでシニカルな語り口であらゆる角度から女を斬りまくる。その背後にあるオジサン社会への批判も痛烈。男社会の論理でもなく女性側の立場からでもない独特の著者のスタンス。

  • 自分が読んだら要らないと思った本をくれていたおじさんがくれた本。そのまま放置していた。

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著者プロフィール

橋本 治(はしもと・おさむ):1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルの垣根を越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』『巡礼』『リア家の人々』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』『思いつきで世界は進む』他多数。2019年、逝去。

「2026年 『「わからない」という方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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