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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167348038
みんなの感想まとめ
懐かしい昭和の終わりを背景に、青年の成長と内面的な葛藤を描いた物語が展開されます。偶然トカゲとの生活を強いられる主人公は、彼との交流を通じて自身の心の変化に気づき、恋人との関係を深めながら成長していき...
感想・レビュー・書評
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昭和の終わり
不便な時代ではあったけれど懐かしく
若者の内側はそう変わっていないことを思う
宮本さんらしくサスペンスでは無いけれど
勇気、希望、忍耐が備わってこそ……
人生の勉強になる1冊詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めて宮本輝さんの本を読みました。
偶然トカゲとの生活を強いられた青年の苦悩とラブストーリー。
細かい描写やトカゲを思う気持ちの変化が絶妙に面白かった。トカゲなしでは成立しないストーリー。
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最初の主人公の暗くてネガティブなキャラはまるで太宰治の小説を読んでいるかの様だったが、陽子という心の綺麗な恋人と自身の分身の様な身動き出来ない1匹のトカゲのお陰で更生して行く展開が面白い。作風に少し猥雑さを加味した宮本輝の新境地と言えそうな内容です。
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春の夢っていう爽やか系の題とブラーブの「青春!」って文字騙されたけど、これめちゃくちゃ重・キモ・胸糞系文章だった…けど展開とかテンポが良くて1日で読めちゃった。でもやっぱ読んでる間苦しかったな…
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再読。
トカゲの描写が気味悪くて 途中でやめたんだった。
今回も四日振りの所で ヲエ、、となる。
どーしよ??
この後 面白くなるのかな、、
トカゲの部分を飛ばせばいいのか?
トカゲは必要なのか??
また 何でこんなことにしたんだよー。
気持ち悪い -
2016/03
本棚整理のため再読、評価変更☆5→☆3 -
懐かしい、学生時代の想い出。
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釘でうたれたトカゲが
恐怖で、でも、どうなるのか気になり読み進めた。
全体的に湿っていて、気持ちがじっとりしてくる感じのストーリー。
感動はしないがインパクトはあった。 -
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壁に突き刺さったヤモリ?だったかな、との話。
宮本輝の青春小説。
いいね。 -
宮本輝さんは好きだけど…ん〜…
宗教観が絡む話は好きじゃない。 -
亡くなった父親の借金を背負わされ、彼女にも浮気される損ばかりしている大学生の、ひとつ大人になっていく過程をうっかり家の柱に釘で打ち付けてしまったトカゲを通して描いている。
身体を釘が貫通しつつも生き続けるトカゲがタイミングごとに主人公に示唆を与える存在になっていく。生かされ生きて行く、生きようとするモチーフを普通ではない状態のトカゲを用いるのがすごい。 -
前に紙芝居を読んだ時もトカゲが釘に刺されたまま話が展開した。。
もう電車で話に熱中しすぎて門戸厄神まで行ってしまうくらいです。
久しぶりに恋人っていいなあと思いました。 -
宮本輝さんの自伝的要素がふんだんに織り交ぜられているのではないかと思われるようなリアリティを持つ物語。自尊心、嫉妬といった人間として当然の感情に葛藤を抱き、それを克服すべく闘う主人公の青春の一ページが独自の死生観とともに綴られています。
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初めて読んだのは随分前のことなのだけれど「自分の幸せとは何か」について考えるきっかけになったような作品。割とあからさまな宗教観や倫理観に基づいているのでどうしてもその思考にシフトせずにはいられないが、嫌味が無い。宮本輝作品にしては珍しくかなり前向きな展開なので読後感はとても良い。
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ずーっと以前に読んで、心に残ってた本。読み返してみた。意味のわからないところもあるが、やっぱり面白かった。どうして、こんなに心動かされる本がかけるんだろ。
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怖い。大人になって読むと怖い。
生き様、死に様なんてぞっとする。
たぶん見られる側になったからだ。
大学時代のようにこれからではないから、
我がごとになっちゃったんだよ。 -
最後の一文が、すごかった。
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