- 文藝春秋 (1984年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167357023
みんなの感想まとめ
幕末から明治初期にかけての激動の時代を背景に、主人公の木戸孝允の生涯を描いた作品は、彼の政治的な苦悩や友情、そして競争を通じての成長を鮮やかに浮き彫りにしています。幕府との戦争や大政奉還、薩長同盟の結...
感想・レビュー・書評
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2018/11/13読了。
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幕府との戦争開幕~大政奉還~木戸さんが参議として明治政府で活躍~最期はなかば干されたような状態で病没するまでを書いている
・坂本竜馬の助けを借りて薩長同盟を結び倒幕の道を一直線!と思いきや、竜馬の『船中八策』案と薩土連盟により幕府を生かす方針に→木戸さんだまされすぎ。薩摩に騙されすぎ。禁門の変、攘夷戦、内訌戦、対幕戦と長州藩ばかり犠牲を払って、そりゃ西郷に向かって文句のひとつでも言いたくなるわ。
・戊辰の動乱はじまるころ木戸さん体調をくずしがちになる。司馬小説にいうところの「木戸の憂鬱症」が出てきはじめる。一方精力的に活動してまわる大久保一蔵(利通)さあ、木戸大久保の確執のはじまりですよ(^^)たのしみですね!!!!
・五箇条の御誓文を起草する場面は木戸さんの生涯の中でも最も輝いていた場面の一つですね!大久保さんまったく乗り気じゃなかったけどな。
・大久保利通が天皇に初めて謁見をゆるされ拝謁の機会にめぐまれる、木戸はそれを見て嫉妬?し辞職騒動。大久保は岩倉にかけあって木戸の辞意をなんとかひきとめようとする。木戸は大久保が総裁局顧問に戻るなら自分も辞意をひるがえすつもりだと述べる。以下、大久保の日記。
「(木戸が)顧問、徴士、御断り申し出で、岩倉卿より段々御説得相成り候処、色々申し立て候て、つまる処一人にては大任に耐へず候間、小子へ顧問仰せ付けられ度く、左候はば共に尽力仕るべしとのことにて・・・・・」
一蔵は、しぶしぶといった面持ちで、再び孝允とともに総裁局顧問となる。
・版籍奉還したくて仕方がない木戸さん、大久保はいちおう承諾したがあまり気乗りしない様子
その日の木戸さんの日記ではしきりに「遺憾」を発している。
「此の日、大久保一蔵に秘密事を談ず。彼一諾尽力すといふ。余久しく心に期して施す能はず遺憾なり。・・・大久保と雖も未だ奥意を語る能はず、只表面の条理のみにして止めたり。実に今日の遺憾なり。」
・米欧回覧=“団体赤ゲット紀行”
・伊藤博文の「日の丸演説」
「我が国旗の中央に点じた赤い丸型が、・・・その本来の意匠である昇る朝日の尊厳を現す徽章となり、世界における文明諸国の間に伍して、前方に、かつ上方に動かんとしている」
・木戸さん45歳にして没す。 -
と言っても下巻は木戸さんになってからがメイン。
著者自身が「木戸時代になってからは魅力失せる」思いを抱いているのですが、内容は木戸さんに同情的。 -
明治編は、あっっという間ですなぁ・・・
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