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- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167357092
作品紹介・あらすじ
"歌に生き恋に生き"た世界的に名を馳せたオペラ歌手・藤原義江-。スコットランド人の貿易商を父に、下関の琵琶芸者を母に持った義江の波瀾万丈の生涯を感動的に描いた第104回直木賞受賞作。義江、父リード、母キクそれぞれの"漂泊"の人生、義江と女性たちの華麗な恋の曼陀羅を、同郷人の目で描く。
感想・レビュー・書評
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世界的オペラ歌手、藤原義江の生涯。戦前日本の音楽史の勃興をほんの少し垣間見れた気がした。「波乱万丈」という単語で人の一生を安易に表現したくなかったが、結局それ以外思いつかない。この史実をあえて淡々と編んだ作者の選択は最善だと思った。
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作家がお亡くなりになったというニュースを見て再読。
うーん、面白くないな、これは。確か初読時にもそう感じた記憶あり。鞭打つようで心苦しい限りですが。何でまた直木賞を獲れるのか?
題材は面白いものだと思うんですが、如何せんその調理法がいただけない。意図的な”報告調”を採ったということでしょうかね?それにしても全くリズム感が無いし、平板に過ぎる。 -
昼食をとるためにレストランに行った際、食事を待つ際に読むためにたまたま隣にあった古本屋にて入手。この本を手に取るまで、藤原義江という人物を知らなかったが、相当著名な人だったようだった。
個人的な経験と相まって、親と子の関係について非常に考えさせられた。
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