日本と中国 永遠の誤解―異母文化の衝突 (文春文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167365059

作品紹介・あらすじ

戦争謝罪問題や中国に進出した日本企業の挫折する原因が日中間の言語感覚・文化の違いにあることを実証した画期的対論。

感想・レビュー・書評

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  • ショッキングなタイトルだが額面どおりとるとやや内容と齟齬が生じる。同じ漢字という文字を使用していることなどから『似たもの同士』と思いがちな日本人の対日中観は再考されなければならない、というのが本書の主張。

    議論は中国哲学史の専門家とフリージャーナリストの対談という形で進められていく。その中で日中のわかりやすい違いを一点あげるとすれば、日本は『名』の文化・中国は『実』の文化ということ。会談の際などに日本は文章の形式にこだわりやすいが中国は内容を重視するといった具合に。こうした違いを理解しなければ両国が上手につきあっていくことはできない、と喚起している。

    やや過激な部分もあるがそこは中国の専門家。感情や主観で述べている部分と学術的見地から論じている部分を読みわければ「なるほど」と思うところも多い。新たな見方を知ることができたのは収穫だったと思う。ただ繰り返しになるがラディカルな部分が多いのでそこは多少注意が必要であるように感じた。
    (読了:2007.8.7)

  • 中国人の思考回路が少しは分かるようになるかも…?
    2007/02/19

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著者プロフィール

ジャーナリスト

「2015年 『「悪魔祓い」の戦後史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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