一九四六年憲法 その拘束 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1995年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784167366094

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  • 戦後民主主義の非民主性を暴いた本

    文春文庫 江藤淳 一九四六年憲法


    9条2項が日本の国家主権を否定している点、占領軍が 検閲により 日本人にタブーを植えつけた点に 非民主性を見出している


    著者の立場は「交戦権を回復し、占領の継続という色彩を払拭した日米同盟に変えること」 憲法解釈によって 交戦権の回復が不可能ならば、改憲の必要あり。改憲発議しない場合は 国民に説明せよ、というもの


    戦後の空間を「目に見えぬ高く厚い牢獄の壁〜多くの与えられた自由が存在するかのようだが〜質朴なる人生も、平和なる物のひびきもない」と描写。戦争が終わって ほっとしていたわけでは なさそう


    かなりの自虐史観「われわれの運命とは、完膚なきまでに叩きつけられた者の運命であり、われわれの公的な価値とは、敗北した共同体の運命を引き受けるところに生じる価値である」












     












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著者プロフィール

江藤 淳(えとう・じゅん):文芸評論家。昭和7年12月‐平成11年7月。昭和31年、「夏目漱石」で評論家デビュー。32年、慶應大学文学部卒。37年、ロックフェラー財団研究員と してプリンストン大学留学。東工大教授、慶大教授などを歴任した。新潮社文学賞、菊池寛賞、日本芸術院賞、野間文芸賞など受賞多数。

「2024年 『なつかしい本の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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