海王伝 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (1993年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784167370114

作品紹介・あらすじ

黄金丸の船大将・笛太郎は、シャムを本拠地とする実父と宿命的な対決をする。海賊の生態を描いて、海洋時代小説の金字塔となった直木賞受賞作「海狼伝」の続篇。(縄田一男)

みんなの感想まとめ

海賊の世界と家族の宿命が交錯する物語が展開されます。続編である本作は、主人公笛太郎が船大将としての役割を果たしながら、異母弟や父との複雑な関係を描いています。物語は、琉球からシャムへの旅を通じて進み、...

感想・レビュー・書評

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  • タイトルだけでジャケ買いした一冊。
    背表紙も読まずに買ったが、まあ海賊モノだろうと。

    冒頭から読み進めると、海すら出て来ずむしろ山中の描写ばかりで、また時代背景が現代なのか何時代なのかが分からず。

    しかし、中盤あたりまで読み進めると見覚えのある単語が目に飛び込んでくる。

    村上海賊か。
    とは言え、村上海賊でもやや後期の話。

    村上海賊ものだと、『秀吉と武吉』城山三郎著、『村上海賊の娘』和田竜著が素晴らしく面白い秀逸な作品だったのでこちらはと言うと、それらと毛並みは大分異なる。

    本作は『海狼伝』という作品の続編らしく、前作を読んでいなくとも楽しめるが、やはり前作を読んでいないと消化不良感は否めない。

    ただ、造船技術やその描写においては大変丁寧に描かれているので臨場感はある。

    キャラ立ちもしっかりされているのだが、何か今一つ欲しいと感じました。

  • 海の男。
    先なき道を突き進む、
    カッコ良いよね、そりゃ。

  • 笛太郎が船大将になった黄金丸には、小金吾の意思を継いで明を目指すが、明は日本に門戸を閉ざし、かつ勘合符を持たない者には交易が許されないこと等が分かって、琉球からシャムへ渡ることに。そこで異母弟、そして父親マゴーチ(孫七郎)との邂逅するが…。意外にもハッピーエンドとはいかず、物語も何となく続きが有りそうな終わり方。「海狼伝」よりパワーアップしていて面白く読めた。

  • 同じ著者の「海狼伝」の続編です。

    主人公は同じ三島笛太郎ですが、序盤は本作に初登場する龍神牛之助の話で、山育ちで海を見たことがなかった牛之助がどのような船乗りに育っていくのが非常に興味深いです。

    この本自体は完結していますが、前作と合わせると、まだ完結していないようにも見受けられます。続編がないことが分かっていますが、なんとなく3部作だったんじゃないかな、という気がして、続編を読みたかったな、というのが正直な感想です。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-425d.html

  • G]ImA=

  • 正の「海狼伝」よりおもしろい。つぼの抑え方がうまくて、楽しく読めた。一気に読んでしまった。

  • 2002.3.3〜8 読了

  • 海狼伝の続編。明国海賊との戦いが面白い。

  •  「海狼伝」の続編。
     今度の舞台は南海。日本の歴史で唯一と言っていいかもしれない大航海時代。シャム、バンコクに渡ってそれぞれの歴史を刻んだ日本人たちの物語。
     登場人物たちも設定も飲み込めているだけに、今回は集中して3日で読了。
     最後の海戦も含めたいくつかの海戦の描写はさすがに読ませます。
     これで海洋冒険小説シリーズはとりあえず終了です。

  • 前作海狼伝の続編。
    前作同様素晴らしかった。
    実は他の本を探していて間違って買った本ですが、しかし素晴らしい。若い人に是非読んで欲しい。

  • 笛太郎と父親のマゴーチ
    この後2人はどうなるのだろう?

  • 冒険の様子が臨場感あります。
    ワンピースの小説版のような感じがしました。

  • 伏線をはっただけという印象。続編があれば良かった。

  • 再読ですが、記録が無いという事は、前回読んだのは10年以上前という事になります。
    直木賞をとった『海狼伝』の続編。
    英国にはホーンブロワー・シリーズを始めとする帆船物の系譜がありますが、同じ島国の日本には海洋文学と言える作品は少ない。全世界を股にかけた英国と同列にとまでは言えなくとも、室町末期には倭寇で知られるように、中国から南アジアにかけて広く冒険をしていたのですが。
    そんな中で、白石一郎さんは珍しく日本の海洋物を多く描いた作家さん。この作品は1600年ごろの日本からシャム(タイ)を舞台に、海商・海賊入り乱れての活劇です。
    やや安易な筋運びも有るのですが、スケールの大きさ、登場人物のキャラクター、海戦の迫力、いずれも英国の帆船物に負けません。
    久しぶりに読み返しましたが、やはり骨太で面白いですね。

  • 「海狼伝」の続編だが、舞台設定をちょっと誤ったような印象。前編の面白さからするとちょっと期待ハズレだった。

  • 海王伝 (文春文庫)
    海狼伝の続き 前船頭の意思を継いで明国に航海を進める 父親の消息を所々で知りながら遂に親子の再開となるのだが・・・ 

  • 前作と同様壮大なスケールの物語。瀬戸内を離れ種子島、琉球、シャムと続く。途中桃太郎のようにきのきいた部下がどんどん増えていくのはビックリ。この作者の特徴なのか終わりがしょぼく中身が濃いのは一緒だった。名言

  • 海狼伝の続編。
    新たな出会いと冒険あり、宿命の相手との戦いありで、主人公の成長も楽しみなところなのに、もう続きが読めないとは・・・

  • 同著者の『海狼伝』の続編ということで、ブックオフで購入。そのまま積読になっていた作品。
    著者の白石さんは海洋時代小説の大家ということで、他の歴史・時代小説には出てこない日本史の傍流を知ることができ、テーマがいいなと思う。
    できれば、もっと長編で大河的な作品を描いてほしい。

  • 続きはまだか…!!
    と思ったら作者亡くなってるしorz

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著者プロフィール

白石一郎(しらいし いちろう)
1931年11月9日 - 2004年9月20日
釜山の生まれの作家。終戦までは釜山、戦後は佐世保市で育った。長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。双子の息子がおり、白石一文・白石文郎両名ともに作家となった。
1987年『海狼伝』で第97回直木賞、1992年『戦鬼たちの海—織田水軍の将・九鬼嘉隆』で第5回柴田錬三郎賞、1999年『怒濤のごとく』で第33回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。

白石一郎の作品

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