怒濤のごとく 上 (文春文庫 し-5-21)

  • 文藝春秋 (2001年12月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167370213

みんなの感想まとめ

史実に基づいた日本と明の混血武将の物語が描かれ、キャラクターの魅力や読み応えが際立っています。主人公の鄭成功は、その純粋さと一途さが妄執や狂信とも捉えられる存在で、物語の後半では孤立し、周囲からの反発...

感想・レビュー・書評

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  • 史実に存在した日本との混血の明の武将列伝。
    こちらは日本でのエピソードを物語にしている。読み応えもキャラクターの魅力もある。

  • 純粋・一途と見るか、妄執・狂信と見るか?
    この本の中で、主人公の鄭成功は後者の人と捉えられている。物語の後半は主人公が孤立し、回りの人間から”何そこまでやらなければならないのか”と反抗されてばかりいる。
    どちらの見方でもこの物語は書けたはず。ならば、前者と捉えた方が(月並みかもしれないが)読者が感情移入しやすく、その分、話が進め易かったと思われる。そこをあえて後者で書いたのは史実に忠実にあろうとしたのか?
    吉川英治記念文学賞受賞作

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著者プロフィール

白石一郎(しらいし いちろう)
1931年11月9日 - 2004年9月20日
釜山の生まれの作家。終戦までは釜山、戦後は佐世保市で育った。長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。双子の息子がおり、白石一文・白石文郎両名ともに作家となった。
1987年『海狼伝』で第97回直木賞、1992年『戦鬼たちの海—織田水軍の将・九鬼嘉隆』で第5回柴田錬三郎賞、1999年『怒濤のごとく』で第33回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。

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