たべもの芳名録 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (1992年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167372088

みんなの感想まとめ

軽やかな食味エッセイが織りなす、日常の中の美味しさや人々のつながりを描いた作品です。蕎麦屋や天ぷら学生のエピソードを通じて、肩の力を抜いた雰囲気が漂い、読者はふとした瞬間に共感を覚えます。内容は軽快で...

感想・レビュー・書評

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  • こうした食味エッセイは暇な時にちょろっとめくっているだけなのでなかなか読み進まない。蕎麦のところで全くこだわらないその辺の蕎麦屋にたまらず吸い込まれていく男たちが出てくるが、この辺の肩の力が抜けている具合が良い。

  • 「天ぷら学生」というのがむかし居たのか。
    たまにつまむ感じで読み返してます。

  • 「たべもの芳名録」3

    著者 神吉拓郎
    出版 文春文庫

    p14より引用
    “つまり、すしは一品だが、そのなかに、
    ありとあらゆる美味を具に盛り込んでしまえば、
    お布令に反することもなく、
    充分御馳走が堪能出来るというのが町人の知恵である。”

    小説家である著者による、
    食べ物に関するエッセイをまとめた一冊。
    ジャガイモ等身近な物からふぐ等年に一度食べるかどうかの、
    ご馳走まで、
    独特の文体で訥々と描かれています。

    上記の引用は、
    岡山のすしに関する一文。
    人はおいしい物にありつく為には非常に知恵が回るようです。
    おいしい物を食べる為に頭を使い、
    食べた栄養でまた頭が良く回る、
    好循環の見本のようです。
    昭和初期生まれの方の、
    年季の入った語彙の選び方・使い方に、
    驚きを隠せません。

    ーーーーー

  • 神吉 拓郎は初めて読んだ.内容は軽い料理随筆で全然期待していなかったが,割に洒脱で適度な哀感もあって良かった.と言うか実は文庫カバーのデザインが素晴らしかったから不見転で手に取ったというのが正直なところ.
    簡潔かつ間然とするところのないプロポーションのレイアウト.味わい深く,しかも可読性の良い手書き明朝体.こんな読み捨ての文庫本カバーに一体どこの凄腕デザイナーが.と思ったら和田 誠.ああそれならね.と納得.

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。小説家・放送作家・エッセイスト。NHKで放送台本を手がけた後、都会的なタッチの小説・エッセイを発表。1983年『私生活』で直木賞受賞。主な著書に『洋食セーヌ軒』(光文社文庫)、『私生活』(文春文庫)、『ブラックバス』(文春文庫)、『たたずまいの研究』(中公文庫)ほか多数。1994年死去。

「2016年 『神吉拓郎傑作選2 食と暮らし編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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