その細き道 (文春文庫 た 8-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167373016

作品紹介・あらすじ

友情や信頼、無償無私の行為……人を深く揺り動かす人間の美質を青春の試練の中、ひたむきに生きる若者の恋愛を通して描く青春文学の佳篇。表題作の他「遠すぎる友」「追い風」。(饗庭孝男)

感想・レビュー・書評

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  • 3話の中編。

    話が昔すぎるのか、これでいいのか? な
    静かな思考回路でした。
    1話目の時点で、まぁ時代が時代だし、で。
    2話にいたっては、何だか記憶がぼんやりで
    3話目では、語られていた小人の話しか思い出せません。

  • 新宿区坂町の雰囲気が好きで、舞台だというので購入/ 面白い、と評するような作品じゃないと思うが、若い時代のもやもやが良く書けている/ 短編集だがメインは表題で、なんとも言えない三角関係のつらさが良く書かれている/ また田舎から出てきたかわいい子が身体を許してしまうくだりは非常に良い/ ただ坂町の良さはまったくなかった/ 舞台というだけ/

  • 一人の女性を廻る二人の男性の物語。男女の行き違いって、言葉に出来ないふとした瞬間なんだと感じさせられた作品。最近、古本屋さんで見つけて読み直した。

  • 司法試験を目指す対照的な二人の男性と上京したての女の子。3人の関係の微妙なバランスと心の葛藤。青春のほろ苦い感じがとても好感のもてる作品です。

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著者プロフィール

小説家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高樹のぶ子の作品

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