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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167378028
みんなの感想まとめ
殺人事件を背景にしたサスペンスが展開され、緊張感あふれる攻防が読者を引き込みます。主人公の青年が女性に対する愛情から殺意を抱く過程や、三角関係のもつれが生むドラマが巧妙に描かれています。手記や証言を駆...
感想・レビュー・書評
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殺人事件の謎はもちろんのこと、海洋サスペンスとしてのスリルと面白さがあった。
主人公の青年、山菅達夫はある女性を愛する事になるが、次第に心に殺意が芽ばえ始める。事件のきっかけとなる出会いにも、ちょっとしたミステリ的仕掛けがあってニヤリとする。
殺すものと殺されるもの。
殺意をむき出しにした人間たちの攻防は緊張感があって引き込まれる。
罠、嘘、駆け引き。
そこに謎が加わり、いつもの泡坂マジックが展開される。
読み返すと細かいところに新たな発見がある、味わい深い一品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三角関係のもつれから生じた殺人事件を、関係者の手記と証言で真相を炙り出します。
第一章の手記通り「本当に殺されたはずの女が男を殺したのか」が作中最大の焦点になるのですが、手記と証言を巧みに使ったシンプル且つ大胆な仕掛けで驚嘆しました。
ただ、登場人物が少ないので、仕掛けが分からなくてもある程度予想がつきやすいかなと思いました。 -
泡坂らしい手の込んだトリックがまったくない作品。
立場の違う人の回想から真実が分かっていく構成は、「湖底のまつり」を思わせる。ただ、登場人物がそれぞれ身勝手なのが読んでいてちと不愉快。誰にも同情も感情注入もできない。
著者プロフィール
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