妖盗S79号 (文春文庫 あ-13-4)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 文藝春秋 (1990年1月1日発売)
2.81
  • (1)
  • (2)
  • (8)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 62
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784167378042

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 初版は昭和62年、泡坂作品としては掘り出し物だったようである。ブックオフの100円コーナーにて購入。

    怪盗S79号の犯行と、専従捜査員2名の捜査を描く。構成としては亜愛一郎シリーズに似ている、適度なユーモアを交えつつトリックは冴えている。

    捜査員2名が主人公といってよく、キャラ立ちも、二人のやり取りも楽しめた。最後は大団円を迎え快適な読後感であった。

  •  神出鬼没な怪盗S79号と、それを追う東郷警部&二宮巡査部長の連作短編。
     タイトルどおり、紛れもなくS79号が主人公なんだけれど、S79号視点はなくて、それに係わった人や警察側の視点です。

     おもしろいっちゃーおもしろいけど、東郷警部が、いくら専従捜査班だとしても、S79号のことしか考えていないというか、捜査に際して何事についても決め付けすぎなのが、ちょっと…。
     アニメ版ルパン三世の銭形警部を思わせるけど、銭形警部ほどのコミカルさがないというか、ひとり相撲の度が過ぎるというか。
     何だかなぁ。

     ちなみに、井上ほのかさんのセドリック・エロルシリーズに登場する怪盗S79号は、この妖盗S79号から名前を取ったそうで。
     セディのほうを読んでたときは、昔すぎて全然何にも考えてなかったんだけれど、たまたま図書館でこの本を見つけて、そのことを思い出しました。
     だからこそ、借りたんだけれど。

  • 最初の2編「ルビーは火」及び「生きていた化石」は不可能趣味に溢れていたのだが、それ以降はなんか大味だったなぁ…。
    仕事で疲れててうつらうつらしながら読んだため、頭に入んなかった部分もあるのだが…。

    しかし、それでも第9話にして目の前に容疑者がいるのに気付かなかったというのはいくらなんでも無理があるでしょう!?
    だから、面は割れているのに捕まらない所に違和感を覚えたせいか、ちょっと期待外れだった。
    結局、切岡の正体も驚きに値しなかったし…。

  • 読んだのは単行本で。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

泡坂妻夫(あわさか つまお)
1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泡坂妻夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×