あずさのアドベンチャー (’80) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1985年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167379018

みんなの感想まとめ

多様なテーマを取り扱った短編が収められた本作は、1980年代の社会を独自の視点で描き出しています。著者は、占い師やダイエット、音楽シーンなど、当時の流行を軽妙なタッチでルポルタージュし、懐かしさを感じ...

感想・レビュー・書評

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  • 1981(昭和56)年第一刷、文藝春秋の単行本。12編。一応社会批評的なものが主ということになろう。しかし、必要以上に自分に引き付けて書いているが故にエッセーのような感じになってしまっている。おかげで、何がなんだかよく分からなくなってしまっているように思う。

    収録作:Ⅰ:「あずさと淋しい占い師たち」、「あずさと侵略者始末記」、「あずさとダイエット天国」、「あずさとグルメ地獄」、「あずさとバンド始末記」、「あずさと突撃レポーター」、Ⅱ:『あずさと「作家養成所」』、「あずさと流行作家」、『あずさと「淋しいアメリカ人」』、「あずさと二人の作家の肖像」、Ⅲ:「体験的スキャンダル・ジャーナリズム論」、「いったい現実を把握しているものはいるのだろうか」、初出掲載誌:占い師たち「文藝春秋」昭和55年3月号、侵略者「文藝春秋」昭和55年5月号、

    初出掲載誌(続き):ダイエット「文藝春秋」昭和55年11月号、グルメ「文藝春秋」昭和55年12月号、バンド「文藝春秋」昭和55年10月号、レポーター「文藝春秋」昭和55年8月号、作家養成所「文藝春秋」昭和55年6月号、流行作家「文藝春秋」昭和55年4月号、アメリカ人「文藝春秋」昭和55年7月号、作家の肖像「文藝春秋」昭和55年9月号、以上連載タイトル『あずさの現代風俗探偵帖、体験的 書き下ろし、いったい 書き下ろし、

  • 80年代のいろいろな人たちのルポルタージュです。
    80年代を知る私にとっては何となく懐かしい話ばかりでしたね。楽しかったです。そしてどの記事に対しても、中島梓独自の視点がどれも面白いです。
    特に面白かったのが、「体験的スキャンダル・ジャーナリズム論」ですね。何と自分のスキャンダルをネタにしてますよ。何が面白いかって、スキャンダル自体ではなく、スキャンダルを見つけると本人の意思を無視して一方的にあることないこと無責任に書きまくるマスコミは、80年代も今もまったく変わってないことです。ホント昔っから進歩ありませんよね。

  • ルポルタージュは探偵物のように書けばよいという話が最初にあった。

    なるほど、どんな仕事を依頼されても、自分が得意な方法で実現すればいいのだ。

    中島梓(栗本薫)の賢さに驚かされた。

    文庫版のための後書きを読んで思いました。

    全体が本のあとがきのような感じで読みやすかった。

    あとがきの読みやすい作家の本は、いい本が多いと思う。
    #除く、後書きのない本

  • 23 インベーダー、ダイエット、芸能レポーターなど一見軽いノリのレポが続くが終章で多様な問題を抱えた現代に警鐘を鳴らしている。

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