絢爛たる影絵: 小津安二郎 (文春文庫 383-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167383015

感想・レビュー・書評

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  • これは確か、佐藤優あたりのオススメ本だったか、と。でも自分、実は小津映画未体験の人間なんです、はい。”なのになぜ?”って話だけど、興味がない訳ではなく、機会があれば観てみたいとは常々思っていて、そのきっかけになればと思い、読んでみたのでした。映画の内容ありきで展開される部分も結構多いので、結論としては、映画を観た人の方が楽しめると思いました。業界人ならではの痛快エピソードも登場するけど、例えば昔テレビで観た”勝新のとんでも話”、みたいなインパクトはないし。でもせっかく日本人なんだし、せめて代表作くらいは観てみたい、と思いました。

  • 小津と同じ現場にいた人間だけに、鋭く切り込む視点をみせる。小津に対するイメージを変えさせてくれる本である。

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著者プロフィール

1929年千葉県生まれ。小説家・劇作家。1983年『釣師』で直木賞受賞。

「2016年 『松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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