- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167414085
感想・レビュー・書評
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人選がまずええよね。平野、牛島、古屋、慶彦、石嶺。アンチ巨人の割に江川好きとしては西本はそれほどなんだけど。
とはいえ、西本の嫌われ方は泣ける。もちろん西本からの見方でしかない話ではあるけども。
そしてやはり慶彦。裏表紙の内容紹介で「6人はスーパースターではなかったが」って書かれてるけど、慶彦の全盛期はスーパースターと呼んでいいような気はする。若き日の村上龍が小説に使うくらいやし。「慶彦が盗塁したら女の子がヤらせてくれる話」としか覚えてないけど。あれ、何で「走れヨシヒコ」やなくて「走れタカハシ」なんだろ?書いてあったかも知れんけど覚えてないな。それはさておき、カープの家族主義に入ることを是としない人間への冷たさであったり、けっこうシビアな話もあり、なかなかに読ませる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海老沢泰久さんの文のリズムが最高。そして、高橋慶彦は魅力あるなぁと思いました。山際淳司さんも題材にしていたし。
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抜群の面白さ。前線から退いて行くプロ野球ヴェテラン選手の心の揺れを簡潔に、妥協なく、海老沢泰久にしか出来ないやり方で描いている。
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まだパワプロがない80年代、ファミスタでは石嶺や高橋慶彦がスターでした。自分で球場に行く前に引退した彼らがどんな選手だったか、この本でよくわかりました。
スポーツのドキュメンタリーとして、談話とデータをきれいにまとめた良作です。