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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784167419110
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
料理と剣術が交錯する幕末の物語が、見事に描かれています。主人公の利之は、一流の料理人として隠居生活を送りながらも、過去の友や家族との絆を大切にし、剣の腕前も衰えない姿が印象的です。料理に対する情熱が生...
感想・レビュー・書評
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料理の世界 50年近くいて、今は引退しているがこの本を読んでいたら 当時 使っていた包丁を出してきてまた 研ぎ始めました 、料理の世界がとっても 丁寧に描かれていて自分の現役だった頃を思い出します 、こんなにすごい 板前ではなかったけど懐かしく思う。
時代ものが好きで、読んでいるがこんなに 情景のはっきり見える 楽しい本に出会えたのは幸いである しかも もう30年近く前の本 ありがたい!
しかも 主人公の強さ と言ったら半端ではない心の底から安心できる、北方謙三さんの日本を舞台にした小説が好きです、この本を見つけられたことに感謝!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
驚いた。「杖下に死す」の正統続編があった。驚いてAmazonで取り寄せて2日目には読み切っていた。つまり、夢中になるほどに面白かった。
大塩平八郎の「乱」から21年が経っていた。時は幕末の動乱期に入ろうとしている。利之は一流の料理人になり、料亭から隠居をする歳になっていた。しかし、友達だった格之助の事は忘れることはない。お勢も亡くなり、養子直治の息子利助の料理修行に手を貸しながら、料理別館に精を出す日々である。
見事な幕末小説であり、料理小説であり、漢(おとこ)の小説である。驚いた事に利之の超人的な剣の腕は衰えていない。「俺は思うんですよ。利之さんは、ずっと料理を造ることで、剣の修行を続けてきたのやとね」ここら辺になると既に「水滸伝」の王進先生か、黒旋風李逵である。
釣りや料理の場面が生き生きとしており、流石、北方謙三長い修行(道楽)が活きている。
利之は最後に命を投げ出す。そりゃ利之ほどの剣豪でも投げ出さざるを得ない、相手は誰でも知っている「彼ら」なのだから。しかし、利之は基本的に決して動乱には入っていかない。それはやはり利之が作者の分身なのだからだろう。
2012年10月2日読了 -
そろそろ時代小説が読みたいと探し、題名の硬さが気に入って選んだのですが・・続編だったんですね(^^;
単独でも面白い作品でした。幕臣の血縁で、剣豪で、料理人に身分を落とすってのは波乱万丈の内容になりそうですが、自然な形で受け入れられ、嫌味がない。まぁ、料理の講釈が多いけど、孫を引き立てさせている。気になったのは、前提の事件が懐古として説明不十分だった点なんですが・・つまりは本編だったわけです。逆になるけど探して読まなくては・・
登場人物は明快で魅力ありますが、人物に焦点を合わせ過ぎた為、時代背景の雰囲気が余り感じられなかった部分もあるなぁ・・ここは作者の作風でしょうね。 -
三願別荘に行きたい!
強く願う漢(おとこ)の生き方あり、自由という日本語が生まれる前に体現する日々あり、思い願う隠居の姿勢あり、男と女の心地いい想いの遂げ方あり、血の繋がりない親子の揺さぶりあり、職を越えた子弟のあり方あり、敵味方や善悪に分かれない立場あり、友たちとの死さえも羨ましく感ず。
年齢ではなく、何かを引退する前、瞬間、後。
それらは個別の出来事ではなくて、すべては一人の人としての生き方としてはどんな方でも貫かれ導かれている。
60歳くらいになって再読すると、また違うのだろうと。
全ての文章に「独り」というメッセージを感じるくらい、ステキな時間になりました。
連作になったからこそ、光る一冊でした! -
お庭番を統率する家柄の武士から女房の為、料理人になった利之の生き方が男らしく凄い。また、西町奉行所の彦次郎の生き方も頷けるし、こちらも凄いと思う。彦次郎、利之とも新選組、土方らとの死闘は読んでいて息が抜けなかった。
料理を修行する利之の孫、利助の利発さ、真剣さ、利之に対する態度が清々しい。登場する三願別荘のような料理屋で一度、食べてみたいものだ。
鱸、鯉、鮒、鯛、鯒、鯖など魚関係の漢字が沢山出て来て覚えてしまった。 -
著者:北方謙三(1947-、唐津市、小説家)
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ありふれた日常の積み重ねこそ至極の歴史となる。幕末のこんな描き方もあるんですね。北方謙三、奥深し。
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北方謙三が時代小説を書いているなんて?自分が無知であった。
書店でみてすぐに手にしました。実に面白い!!
現代に通じることが多いと思う。
利之は料理人であるが武士の考え、武士の行き方をしている。
「強い者が勝ち、それが正しいとされる。」現代に通じる
言葉である。 -
飯、食わしてください。
三願別荘、行ってみたいなー。 -
8
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幕末。かつて武士だった男はその身分を捨て、大坂のまちで料理人となっていた。
料亭「三願」を隠居した光武利之。
別亭、三願別荘に移り住んでからは気ままに釣りをし、少人数の客に腕を振るうなどして、
平穏な隠居生活を送っていた。
孫の利助に料理をまねばせ、自身も一介の料理人として腕を振るう。
しかし混乱した時代の流れは商人のまち大坂にまで押し寄せ、
利之をその奔流へ巻き込んでゆき…。
(#)
前作『杖下に死す』に続く、続編。 -
幕末の大阪を舞台にした話。
前作の続けであるようだが、知らなくても読める。前作は非常に読んでみたい気にする作品。元お庭番の家系である村垣家の長男で、武士を捨てた凄腕でもある料理人として生きている利之一家の話が中心だが、政治がいよおうなく係わって、最後の新撰組との闘いは非常に面白い。
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