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Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784167420123
みんなの感想まとめ
訳ありの尼僧との出逢いから始まる物語は、男たちの心の闇や救いを描き出します。彼女の魅力は、優しさと色気を兼ね備え、か弱き男たちが彼女に救いを求める姿を通じて浮かび上がりますが、彼女自身の目指す場所は果...
感想・レビュー・書評
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男を死に追いやった過去を持つ、訳ありな尼僧との出逢い。そこから全てが始まる。
優しく諭し、何でもお見通し。妙に色っぽい尼さんに救いを求めるか弱き男達。
『男たちの駆け込み寺』と話題になるも、彼女の目指すところは果てしなく高く、黒く、深い。
あれも嘘でこれも嘘。ちょっと混乱する部分もありましたが、最後は愛を見せつけられた気分。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2018.4.19読了。
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多重の嘘が入り混じる異色作。
だけれどもその文章に不快感が出ないのが
連城作品の魅力です。
文章も美しいですし。
きっと読んでいると、どれが真実なのか、
分からなくなってきてしまいます。
そうして疑問に思っているうちに
最後の強烈な事実が読者に衝撃を与えます。
おそらくあれは予想がつかないのでは…
本当に香順の「魔性」さが
引き立っている作品です。
こんな女性、いてもらいたくはないですがね。 -
尼の庵へ逃げ込む男たちのそれぞれの人生に目が離せない前半、
全員で団結して起こす企てに釘付けの中間部分、
尼の人生に迫る後半部と、
どれもこれも本当と嘘が混ざり合ってめまいににた感覚を覚えます。
著者プロフィール
連城三紀彦の作品
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