明治快女伝 わたしはわたしよ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2000年8月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167421021

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

明治から昭和にかけて生き抜いた女性たちの激しい生き様を描いた評伝は、彼女たちの強い自己主張と社会への挑戦を浮き彫りにしています。女性ジャーナリストや初の女医、歌人、女優など、時代の枠を超えて活躍した5...

感想・レビュー・書評

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  • 明治生まれの女性達52人の評伝。今よりも父権制で女は家に縛り付けられている時代にこの本に登場する女性は男社会の中に飛び込み、はっきりと自己主張をし、人生を駆け抜けていく。女性ジャーナリスト第一号の清水紫琴、「青踏」の平塚らいてう、歌人与謝野晶子、救世軍を支えた山室機恵子、日本初の女医萩野吟子、女優松井須磨子、大本教開祖出口なお等々。戦後まで生きた人は思いの外少なく、若くして自殺や肺結核で命を落としている。「青踏」以降の女性運動、社会主義者にも焦点を当てる。こういう人達がいたからこそ現在の女性の地位がある。

  • 明治に女性の権利 平等を唱え活動した女性たちの紹介。知らなかった人がずいぶんいるのに驚いた

  • あとがきに引用されていたヴァージニア・ウルフの文章が印象的だった。

  • 「自分流を生きた女性」

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=076191

  • 長い積ん読をようやく読了。どの女性も明治から昭和にかけて必死に生き抜いた激しい生き様で胸を打つ。夢二のモデルの女たちも名を連ねる。大正ロマンの象徴となった彼女たちもまた明治生まれの女であった。テレビもインターネットもない時代だからこそむき出しのナマの人間性を感じる。阿部定の名もあるが、彼女の転落ぶりを読んでいると「女は肚さえくくればここまで堕ちれるのだろうか」と空恐ろしくなり、自らの手綱をしっかり締めて生きていこうと半面教師として学ばせてもらった。

  • 新書文庫

  • 相馬黒光をもっと詳しく知りたくなる。碌山の彫塑館行きたい。

  • ¥105

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著者プロフィール

1954年生まれ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。その中から『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』(以上、ちくま文庫)が生まれ、その後『鷗外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『彰義隊遺聞』(集英社文庫)、『「青鞜」の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞)、『谷根千のイロハ』『聖子』『聞き書き・関東大震災』(以上、亜紀書房)、『子規の音』(新潮文庫)などを送り出している。近著に『じょっぱりの人――羽仁もと子とその時代』(婦人之友社)、『谷根千、ずーっとある店』(朝日新聞出版)などがある。

「2025年 『野に遺賢をさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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