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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167431082
みんなの感想まとめ
日本の特殊法人に関する問題を深く掘り下げた内容が特徴で、特にそのお金の使い方や不透明なシステムに焦点を当てています。1997年に書かれた本書は、当時の高速道路や住宅公団、郵便事業などの問題を明らかにし...
感想・レビュー・書評
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2026/03/29 ★★★
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淡々として指摘している感じが良い。
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行政の無駄を抉り出した現東京都知事 猪瀬直樹氏のノンフィクション。本書によって、のちに小泉改革に、東京都副知事として招聘されていく。
現在の行政では、さすがにここまでの無駄はなくなってきたと思う。1990年代と現在で恐らく財政赤字のポートフォリオが異なる。当時はまだまだ公共工事へのばら撒き予算がまかり通っていた。しかし、小泉改革で、そのばら撒きはかなり減った。
現在の財政赤字の最大の原因は医療・福祉にある。痛みを伴う改革ができるかどうかは、医療・福祉に大鉈を振れるかどうかによる。猪瀬氏、そして氏の親分の石原慎太郎氏率いる維新の会が、いったいどこまで切り込めるだろうか?
<目次>
第一部 記号の帝国
第?章 朝日連峰 「杉」とはなにかー記号化された世界
第?章 長良川河口堰 「水」とはなにかー特殊法人の隠し子
第二部 闇の帝国
第?章 視えないシステム 道路に巣食う子会社の群れを追って
第?章 巨大赤字隠蔽のからくり 理念なき財政投融資の現場を見る
第三部 寄生の帝国
第?章 迷路の世界 公益法人の群がる寄生虫たち
第?章 もうひとつの国 独り歩きする特別会計に潜む謎
あとがき
文庫本へのあとがき
解説 竹中平蔵 -
時間があれば
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当時はとても大きな問題として残っていた高速道路、住宅公団、郵便、特殊法人の問題点を説明している。
1997年に書かれて、その後の改革で多くが変わった。
変わっていないところを調べたら面白いと思った。 -
特殊法人がこんなに闇だとは知らなかった
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猪瀬さんだけに詳細な調査を積み重ねて書いた力作なんだと思う。ただいかんせんテーマや数値が古くなってしまっており、今読むべき本では無いと思う。作者には非は無いが。。。早々に途中で挫折。
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いまさらですが日本国の研究読んだ。統計や公表数字を徹底的に疑って因数分解しまくった結果を介いているので、ちょっとした学者には書けないなぁーこれは。よくよく仕組みを練っていないシステムが統制なく自律自動で動き続けてしまう怖さが描かれていると思います。魂が必要だよ。
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完全に「賞味期限」が切れてた一冊。1999年第1刷だもんな。財政投融資の闇や特殊法人の影の部分に光を当てている。よく取材し、勉強し、数字をあげて論を展開しているところはさすが、と脱帽する。しかし、天下ってるからダメ、国民の税金が無駄遣いされているという結論は短絡的。おそらく売れない作家として辛酸を嘗めた氏の根幹には、安い給料ながらも安定した生活を送る官僚など敵以上なんだろう。
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補助金を受けて、赤字を何とも思わない公団の裏には、実質的な天下り組織である特殊法人が莫大な利益を上げている。
赤字公団の尻拭いは、税金あるいは財政投融資で国民に背負わせて、美味しいところだけ、天下りした役人たちが持って行く。
そんな日本の構造をあばいた、猪瀬さんの力作。
そんな日本を東京と大阪から変えてほしい。 -
今の公益法人改革に繋がる本。形を変えて温存されている。
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日の当たらないところで、
いかに国民が食い物にされていたのかを
晒し出している本。
第一章 記号の帝王
第二章 闇の帝王
第三章 寄生の帝王 -
猪瀬氏の官僚機構に対する切込みは、流石だ。
「ペルソナ-三島由紀夫伝」は、三代続いた官僚の血筋から三島に迫るという手法だった。「日本国の研究」は、官僚機構とともに様々な利権を、数字や人脈から洗い出し、批判の対象とする。
非常にわかりやすい。この国の何が問題なのかをうまく説明してくれる。
これが書かれた1997年から、さらに時間が経過しているが、いまだに未解決の問題は多々ある。 -
昔の猪瀬さんの本にくらべると、あまり面白みを感じなかった。題材がイマイチなんだろうか。
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恥ずかしながら、今頃になって初めて読んだ。現在では、天下りや財投、特別会計など、官僚とそのOBを中心とした日本国の行政の闇については、かなり指摘されている。それでもこの本に書かれた利権の構造、「もう一つの国」がいかにして運営されているか、という構造の本質は変わっていないと思うし、明らかになればなるほど、官僚はさらにその先を行こうとして、闇のからくりはますます複雑になっているはずなので、この本の価値が薄れているとは思わない。
ただ、この本に書かれていることは、いわばアウトラインに過ぎない。もうちょっと深く掘り下げてほしい、というのはねだり過ぎかもしれないし、初出が雑誌なので仕方がないかもしれないが、そのあたりを物足りないと思う人もいるだろう。でもきっと、ここからあの道路公団の話につながっていくのだと思うので、この本で完結ということではなく、またがって理解すべきなんだろう。
読みながら、こんなに憂うつな気分が続いたのは久しぶりだった。国民に何ができるか具体的にはわからないが、怒りの心を持つこと、監視する意識を持つことは、税金を払っている国民の姿勢としてまずは大切だと思う。 -
かなり前の本だけど,いわゆる特殊法人が如何に変なお金の使い方をしてるかをルポしたもの.
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080411(s 080425)
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