阿川佐和子のこの人に会いたい (9) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2013年12月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167435233

作品紹介・あらすじ

阿川さんが「聞く力」を発揮する、大人気対談の傑作選週刊文春の人気連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」傑作選・第九弾。二〇一一~一二年の掲載分から選りすぐった約二十編を収録。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

対談を通じて、著名人の素顔や人生観を深く掘り下げる魅力が詰まった作品です。特に、やなせたかし氏との対話では、彼の92歳という年齢にもかかわらず、豊かな人生経験やユーモアが感じられ、心温まるエピソードが...

感想・レビュー・書評

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  • 週刊文春に連載の「阿川佐和子のこの人に会いたい」
    やなせたかし氏は2011年10月27日号 92歳。

    阿川佐和子氏がやなせ氏の自宅に行って話を聞いている。
    やなせ「いらっしゃい。僕、目が悪い、心臓が悪い、全身ことごとく悪くなっちゃってやっと生きているんだ」
    阿川「いえいえ、92歳でいらっしゃるのにお顔のつやもよくて・・ひとつ下の父より断然お元気そうです」と始まる。

    東日本大震災から半年の時期。被災地でアンパンマンのマーチがラジオで何度も流されて被災地の人が元気づけられた。阿川は「手のひらを太陽に」を小学3年の時にみんなのうたで初めて聞いたと言う。そのきっかけから永六輔、いずみたく、宮城まり子、詩とメルヘンのサンリオ社長辻信太郎との出会いの話に続く。阿川は「詩とメルヘン」のやなせ氏の絵が馴染み深いそうだ。さらに三越包装紙、宮崎アニメの話などに及び、くまなく、やなせ氏の全貌を聞き出している。

    佐和子の一筆御礼:お身体のきついところを1時間半もおつきあいくださってありがとうございました。よどみなく飛び出す昔のエピソードの終わりにはぜんぶオチをつけで下さるし、そのサービス精神が突然やってくる仕事の依頼の秘密がわかる気がします。アンパンマンショップで甥に買った「ばいきんまんフード付きよだれかけ」は甥がとても気に入っていると書いている。

    2013.12.10第1刷 図書館

  • 糸井重里、山本富士子、三浦友和、小沢昭一…。多彩なゲストに阿川佐和子が「聞く力」を発揮。意外な素顔や本音に迫る。『週刊文春』の看板対談傑作選。2011〜2012年掲載分より選び出した24本を収録。

    やなせたかしは良かった。

  • 2013年12月刊。
    「週刊文春」での連載が20年以上続いている連載対談『阿川佐和子のこの人に会いたい』の選り抜き版。
    今回の収録期間は、2011〜2012年。
    東日本大震災直後の1年間の対談が選り抜きで収録されています。

    今回の対談の中で印象深かったのは、最後に収録された やなせたかし(2013年10月死去)との対談。やなせさんの話は、NHK の特番や著書でも見たり聴いたりしたけど、それでも抜群に面白かったです。

    文庫ですが、読み応えは充分。
    何と言うか、聞き方が抜群ですよねー。阿川さんは。
    さすがは、まだ売れ続けているベストセラー『聞く力』の著者なだけあります。

    今まで、あまりいい印象を持っていなかった人でも、阿川さんとの対談を読むと、その人に対する印象がよくなっちゃう。相手のいいところを引き出すのがとっても上手。

    それぞれの対談に添えられているツーショットの記念写真も、どれもいい顔してます。

    対談の雰囲気は、土曜日の朝に放送中の『サワコの朝』でも味わえるので、ぜひどうぞ。

    自分が今見ている数少ないテレビ番組のうちの1つです。

    ↓詳しくはこちらで。
    http://nishi248.blog60.fc2.com/blog-entry-1145.html

  • ピー、小沢昭一、やなせたかしくらいかな、読めるのは。と思いきや、李登輝(元台湾総統)のは日本の政治家のレベルを見透かしており、溜飲が下がった!

  • 阿川佐和子の対談集『阿川佐和子のこの人に会いたい〈9〉』を読みました。
    阿川佐和子の作品は昨年11月に読んだ『阿川佐和子のこの人に会いたい〈8〉』以来ですね。

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    まさにこれこそ、150万部突破のベストセラー『聞く力』の実践編! 
    2013年末、ついに1000回を迎える週刊文春の看板連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」。
    2年に一度刊行されてきた総集編が、初めて電子書籍で登場です。
    収録ゲストは糸井重里、稲盛和夫、佐々木則夫、三浦友和、田中慎弥、米長邦雄、瞳みのる、内田裕也、山本富士子、小沢昭一、伊集院静、李登輝、やなせたかしの各氏をはじめとする、まさに多士済々の24人! 
    ときにゲストと一緒に笑い、泣き、怒り、そして震災被災地に思いを馳せるアガワ。
    ゲストの魅力と、それを引き出すアガワの魅力が詰まった一冊です。
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    文藝春秋の発行する週刊誌『週刊文春』連載されている対談『阿川佐和子のこの人に会いたい』の傑作選第9集です……2011年(平成23年)から2012年(平成24年)に掲載された対談の中から選び抜かれた傑作を収録した一冊です。

     ■糸井重里(「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰)
      ~僕らが3、4割余計に頭を使えば、失われたGDPも取り返せるんじゃないかなって思う~
     ■上原ひろみ(ジャズピアニスト)
      ~ライブのとき、私が楽しそうに見えるのは、その瞬間のために闘ってきたからです(笑)~
     ■稲盛和夫(京セラ名誉会長/日本航空名誉会長)
      ~自分で責任を取らない人たちから勝手なことを言われても、私は聞く耳持たない~
     ■佐々木則夫(なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)監督)
      ~今後の課題は、選手たちに、僕が偉大な監督だと認識させることでしょうか(笑)~
     ■是枝裕和(映画監督)
      ~人間、変わらなくたって豊かに生きていける。そう思って映画をつくっている~
     ■小林可夢偉(レーシングドライバー)
      ~今僕がトップチームにいたら絶対表彰台に上れる。ただ、そこにいくのも実力やから~
     ■辰巳芳子(料理研究家・随筆家)
      ~美味しいという感覚は、人間が命を守るために獲得した、一つの能力なんです~
     ■竹内洋岳(プロ登山家)
      ~8000m峰全登頂という目標は、私にとって一つ一つの山の向こうにあったものなんです~
     ■三浦友和(俳優)
      ~(百恵さんに)もう一度歌を歌いたいと言われたら、「どうぞ」と答えるでしょうね~
     ■田中慎弥(作家)
      ~どこかに落ちている筈の次の一行を探してる。一番の理想は、読むように書くことなんです~
     ■米長邦雄(永世棋聖/日本将棋連盟会長)
      ~女房が言ったんです。「あなたは勝てません。若い愛人もいない男が勝てると思いますか」 ~
     ■高橋惠子(女優)
      ~小さいわがままは言わない。でも、大きなわがままはしちゃうんです~
     ■荒井良二(絵本作家・イライストレーター)
      ~絵本を見て、どれだけ想像力を働かせて遊んでもらえるかに命を賭けてるんです~
     ■瞳みのる(音楽・著作家/ザ・タイガース)
      ~解散ライブの後、別れを告げ京都に帰ってから38年間、メンバーの誰とも会いませんでした~
     ■内田裕也(ロックンローラー)
      ~(樹木)希林さんが面会に来たときは、逮捕されたときより怖かったね(笑)~
     ■古賀茂明(元経済産業省官僚)
      ~仙谷さんは、民主党には「政治主導」なんてできないって分かってしまったんだと思う~
     ■山本富士子(女優)
      ~(映画界と訣別した後)市川崑先生に『細雪』のお話をいただいたんです。ところが…~
     ■小沢昭一(俳優)
      ~撮影所の化粧部屋で、川島(雄三)組と黒澤(明)組が一緒になったことがあってね…~
     ■伊集院静(作家) ゲスト相談員 清水ミチコ(タレント)
      ~「じゃあ、ま、君たち素人から答えてみたまえ」(笑)~
     ■二葉百合子(歌手・浪曲師)
      ~(引退を控え)すごく複雑な気持ち。寂しさと安堵と…何て言ったらいいかわからない~
     ■松本允秀(福島県双葉郡葛尾村村長)
      ~村への帰還は今後の環境づくりいかんにかかっている。私は、諦めていません~
     ■李登輝(台湾元総統)
      ~日本人にはいいところがたくさんあるんです。日本人は何一つ自信を失うことなんかない~
     ■やなせたかし(漫画家)
      ~アンパンマンの歌が流れると、被災地の子たちが一斉に歌い出したって。嬉しかったねえ~

    連載1000回を迎える『週刊文春』の看板対談『阿川佐和子のこの人に会いたい』傑作選・第9弾……糸井重里、山本富士子、三浦友和、小沢昭一、上原ひろみ、佐々木則夫、やなせたかし―多彩なゲストに、アガワが「聞く力」を発揮!意外な素顔や本音に迫りつつ、震災についても語り合った24篇。

    相変わらずですが……錚々たる対談相手に驚きますねー そして、話の引き出し方が巧いんですよねー 阿川佐和子の聞き手としての力量には舌を巻くばかりですね、、、

    それぞれの対談者の人生観を垣間見ることができることが本シリーズの特徴ですが……本作は東日本大震災のことについて、多くのコメントが惹き出されていることが特徴に感じましたね。

    そんな中でも印象に残ったのは、経営者として尊敬する稲盛和夫や映画監督として好きな是枝裕和、アンパンマンの生みの親・やなせたかし、あとは糸井重里、佐々木則夫、三浦友和かなぁ……このシリーズ、対談者の人生観や価値観がにじみ出てきて、とても興味深いので、機会があれば別な作品も読んでみたいですね。

  • 914.6上原ひろみ、三浦友和、糸井重里…

  • 【阿川さんが「聞く力」を発揮する、大人気対談の傑作選】週刊文春の人気連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」傑作選・第九弾。二〇一一〜一二年の掲載分から選りすぐった約二十編を収録。

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著者プロフィール

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学卒。1999年に檀ふみとの共著『ああ言えばこう食う』(集英社)で講談社エッセイ賞、2000年『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、08年『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞。12年の『聞く力――心をひらく35のヒント』がミリオンセラーとなった。14年、菊池寛賞受賞。近著に『老人初心者の青春』(中央公論新社)、『阿川佐和子のきものチンプンカンプン』(世界文化社)ほかがある。

「2025年 『だいたいしあわせ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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