妖櫻記 (上) (文春文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 文藝春秋 (1997年1月1日発売)
3.62
  • (4)
  • (9)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 73
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784167440039

みんなの感想まとめ

歴史を舞台にした物語が織り成す複雑な人間模様が魅力の作品で、南北朝時代の戦いや神器を巡るドラマが展開されます。登場人物たちの思惑や愛憎が絡み合い、特に二人の赤子を中心に展開されるストーリーは、彼らがど...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  歴史小説として相当高いレベルの作品ではないかと感じた。言葉使いや登場人物、風俗、日常の小物など当時のものを隅々まで描いた表現には感服せずに入られない。ただ、その代わり難しい漢字や用語などが出てくるので近くに辞書でも置いていないと理解するのは難しかったのだが。

     二人の赤子が物語の中心となってその時代に生きる人々を翻弄していく。自ら考え動くことが苦手な兵藤太、ひたすら周囲の人間に利用されつつ自らを見つけ出そうと努力する阿麻丸。この先、二人の赤子がどういった立ち位置になるのか非常に楽しみである。

  • 時代もストーリー展開も好きなのに、時代にそぐわないカタカナ言葉が時々入るせいで、読んでいてストレスが溜まった。皆川さんは好きだけど、時代物を書くならそれなりのルールは守ってほしい。

  • 阿麻丸・兵藤太・百合王・松虫らが良い♪

  • 皆川作品はツボにはまるものが多いのですが、これはそんなに…。
    やはり私は時代物がニガテということか…。

  • 青白い静脈の浮いたやわな美しさじゃない!絢爛。野蛮で毒があって、つつけば膿がこぼれそうなくらい濃密な世界。皆川ワールド。私的には野分と兵藤太の主従関係にやきもきしました。兵藤太は姫に対するストイックさを捨てて、思いのたけをぶちまけちゃえよ!と思いました。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

皆川 博子(みながわ・ひろこ):1930年旧朝鮮京城生まれ。72年『海と十字架』でデビュー。73年「アルカディアの夏」で小説現代新人賞受賞。86年『恋紅』で直木賞、90年『薔薇忌』で柴田錬三郎賞、98年『死の泉』で吉川英治文学賞、ほか多数の文学賞を受賞。著書に『聖餐城』『海賊女王』『風配図 WIND ROSE』『天涯図書館』など。

「2024年 『大江戸綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

皆川博子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×