封印 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1996年8月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167447045

作品紹介・あらすじ

大阪中のヤクザが政治家をも巻き込んで探している“物”とは何なのか。事件に巻き込まれた元ボクサーの釘師・酒井は、恩人の失踪を機に立ち上がった。長篇ハードボイルド。(酒井弘樹)

みんなの感想まとめ

元ボクサーが誘拐事件に巻き込まれ、恩人を救うために立ち上がる物語は、スピード感あふれる展開が魅力です。多彩な登場人物が織りなすストーリーは、最初は混乱を招くものの、緻密に描かれた内容によって次第に理解...

感想・レビュー・書評

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  • 文春文庫334ページ

  • 古本屋さんで見て買った一冊。

    元ボクサーが勤めている会社の社長を誘拐から助ける話

    スピード感がありスラスラ読めました。

    登場人物が多い
    スラスラ読めちゃう分登場人物がごちゃごちゃしがちになる。

    でもそれだけ綿密な内容でちゃんと整理していけばなるほどとスッキリする。

    パチンコの釘師
    まだいるのかな?
    昔の話かもしれないがパチンコ業界のことがちょっと知る事ができた小説でした。

  • 疫病神シリーズで著名な著者の作品。
    今回は釘師が主人公となり、パチンコ業界の裏をチラ見させつつ、誘拐事件に巻き込まれた上司を探し出すべくヤバい橋を何度も渡る。
    相変わらずのテンポの良さに一気読みでした。

  • 濃い関西弁とセリフ回しがくせになります。

  • 読むのに疲れました。

    たった3日くらいの出来事だと思えないくらい、濃密だった。後半にかけた手に汗握る展開と謎が溶けていく感じ、気持ちよかった。取材先の課題図書でした。

    ちょっと時代は古くさかったけど、とても面白く読めました。

  •  再読。ガラケーや公衆電話が登場する。懐かしい。
     また、大阪府警の悪徳刑事やユルい刑事が数多く登場するのも黒川らしくて面白い。

     主人公は黒川氏には珍しくハードボイルド系だったが、どこかユーモラスな印象のある大阪弁では緊迫感が感じられないためか、東京出身で標準語を話す設定にしてあった。
     これが功を奏して息もつかせぬ展開をきっちり描けていたと思う。ただ、物語の収め方が物足りない気がしたのが惜しかった。

  • 映画を見ているような楽しい作品。
    伊島がまさかあんな役に転がるとは思わなかった。
    彼が私の中ではヒロインよりも可愛かった。

  • 普通に面白くてスリリングで楽しく読めるんだけど星4つではないこの感じ。著者に対する期待値が高いのでハードルが上がってる面もある。
    謎の本筋に迫るのがストーリーの5分の3くらいを過ぎてからなのでそこまでのエンジンかからない感が少し間延び。訳がわからない中で脅されたりしながらひたすらうろたえる主人公は少しかったるい。
    元ボクサーという設定も若干書き込みが足りないために安易に感じられてしまう。いじめを受けて格闘技に出会って上を目指して挫折して。。。という典型すぎるのでひねりが欲しかった。
    会話の軽妙さに重点が置かれていないのは他のシリーズとの差別化としてのハードボイルドタッチなのだろうけど、このストーリーにマッチしているかは疑問。
    釘師という設定をもう少し活かせなかったかなーー。

  • 元プロボクサーのパチンコ釘師が騒動に巻き込まれる。暴力団、警察、警察OB。タイトルはベタながらその拳を使ってしまう…という。

  •  

  • 【作品紹介】
    著者の綿密な取材で、大阪の闇の世界──警察、暴力団、遊技業界の内幕を暴く傑作クライムストーリー。
    ボクサー崩れの酒井は、恩人・津村のパチンコ店で働く釘師。ある日苦情に対応したが、以後査察や業者の取引中止が相次ぎ、何者かに身に覚えのない“物"を渡せと脅迫され、ついには津村が失踪する。大阪中のヤクザが政治家をも巻き込んで探している物とは何か。酒井は封印を破り、自らの拳をふるって立ち向かう。
    解説・酒井弘樹(主人公の名前として自分の名前を使用された編集者)
    とりわけ本書は、パチンコ業界が抱える危うい構造を作品に取り込んだ社会性、登場人物の躍動感、読後の爽やかさなどにおいて、黒川ミステリーの代表作の一つであること、間違いないだろう──解説より。

  • パチンコ業界におけるゴタゴタに巻き込まれ、社長を探して あっちいったりこっちいったり。

  • 久しぶりに一気読み。

  • 自動車業界よりも市場規模が大きいとは思いもよりませんでした。

  • ヤクザもの好きですが、今回は主人公がヤクザでないヤクザもの。プロボクサーの釘師がスカッとさせてくれる。テンポが良くて最高です!

  • バチンコ業界と警察とヤクザ。ドロドロの三つ巴に、元プロボクサーの釘師が巻き込まれた。恩義のある社長が失踪する。社長との約束で封印した拳を再び振り上げる時が来たのであった。

    バチンコに全く興味ありませんが、元ボクサーが傷だらけになりながら恩義のある社長を取り戻すために戦うのはなかなかにワクワクする展開でした。

  • 大阪が舞台で、やくざ、腐敗した警察組織、パチンコ、主人公はボクサー、若くて可愛らしい社長の娘、フィリピンのホステスなどなど、ハードボイルドには欠かせないアイテムが勢揃い。サクサク読めて、落ち(真相)も一工夫あり、楽しめます。

  • 毎度似た感じでした。

  • 黒川博行作品の中では抜けてるかというとそうではないんだけどきっちりハードボイルドしていてさすがの面白さ。

    ちなみに登場人物の中ではヤクザの伊島が実にいい味を出してた(勿論主人公も悪くない)ことであるよ。

  • 単純明快過ぎ

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著者プロフィール

黒川博行
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業後、会社員、府立高校の美術教師として勤務するが、83年「二度のお別れ」でサントリミステリー大賞佳作を受賞し、翌年、同作でデビュー。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞、96年『カウント・プラン』で推理作家協会賞を、2014年『破門』で直木賞、20年ミステリー文学大賞を受賞した。

「2022年 『連鎖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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