カウント・プラン (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.20
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本棚登録 : 284
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167447052

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  • 黒川先生が描く
    <心のねじくれた人々>には
    異常な程の生々しさがあった。

    それ故
    彼らの周辺で(案の定…)起こってしまう事件は
    どろりとした粘着性があり、
    解決の為に奔走する刑事達の汗塗れ感が半端なかったのだが、
    その<泥ぬぐい>作業はなかなか面白かったし、
    落とした後の唖然…と感も楽しかった。

    そして、読後ワクワクしていたのが
    東野圭吾さんの解説。

    本書についての面白さも、当然記してあるが、
    私が気に入ったのは、

    >最近になって「黒川博行はすごい」と感嘆の声を上げる人が増えてきたが、私にしてみれば、「何を今更」と言う気分だ。

    ずっと世間に対して言いたかった言葉を、やっと言えて、ホッとした東野さんのお顔が目に浮かぶ様であった。

  • 特に驚きや発見のない古い小説

  • オモロない。
    毎話毎に登場人物の刑事の名前が変わり、覚えられへんがな。長編でじっくりと読ませる方がええでい

  • 標題作は確かに面白かったが、他の作品はかなり微妙...。奇をてらい過ぎている感は否めない...。

  • ハードボイルドの今の作風になってきました。短編集なのであっという間に読めます。展開は想像できますが独特の描写が楽しめます。
    大阪と東京はずいぶんと文化が違うんだろ思いました。

  • 目に入ったものを数えずにいられない計算症の青年や隣人のゴミに異常な関心を持つ男など5話からなる短編集。
    .
    やっぱり短編好きじゃないな〜。
    表題のカウントプランが1番面白かった。.

  • 5作品による短編集。
    様々な性癖の人達。
    その人達の周辺で起こる事件。
    単純にアブナイ人が犯人なのかと思いきや違う。
    な〜んだ、残念。
    単純じゃないとこで、読み直しながら読み終えた。
    '16.08.18読書完了

  • 黒川博行が、偏った人間と、その周辺で派生する事件を扱った短編集。
    切り口と展開は斬新でよかったが、『文福茶釜』や『離れ折紙』ほどの鋭さがない。読む順番を間違えたか。
    それでもやはり、“大逸れてなさ”がよい。ほぼ予想通り、あるいは予想外でも醒めない程度にフィットする感じは、他の作家ではなかなか真似できないはず。
    特に「鑑」はよかった。短編ながら物語をあえて派手に広げ、一気に加速して終息する感じは、お手本の一つのだと思った。
    巻末、東野圭吾の解説もよい。さすがというか、やや自分本位な解説ではあるが、著者の魅力を端的にまとめていると思う。
    最近ハードボイルド長編の方にウェイトを置いているようだが、ぜひ短編をコンスタントに書いてほしいところである。
    3+

  • 2020.09.25.読了
    再読の可能性。
    安定の短編集

  • 2020.8.31-324

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著者プロフィール

1949年3月4日愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木三十五賞を受賞。他の著作に、『悪果』『繚乱』『離れ折紙』『後妻業』『勁草』『喧嘩』『果鋭』『雨に殺せば』『切断』など。

「2021年 『絵が殺した』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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