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Amazon.co.jp ・本 (640ページ) / ISBN・EAN: 9784167450083
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家族の物語を描いた作品で、著者の家族をモデルにしたと思われる内容が展開されます。個性豊かな人物たちが織りなす複雑な人間関係や、特に父親の行動が家族に与えた影響が深く掘り下げられています。読者は、ページ...
感想・レビュー・書評
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2018年10月28日、読み始め。
229頁まで読んだ。
著者の家族をモデルにした小説と思われる。
佐藤紅緑は、個性豊かな人物と思われる。
2021年5月16日、追記。
著者、佐藤愛子さん、ウィキペディアには、次のように書かれている。
佐藤 愛子(さとう あいこ、1923年11月5日 - )は、日本の小説家。
大阪市生まれ・西宮市育ち。小説家・佐藤紅緑と女優・三笠万里子の次女として出生。異母兄に詩人・サトウハチローと脚本家・劇作家の大垣肇。甲南高等女学校(現・甲南女子高等学校)卒業。
更に、ウィキペディアには、次のような記述がある。
遠藤周作はエッセイの中で『灘中学校時代、通学電車で乗り合わせた彼女は我々のマドンナ的な存在だった』と書き記している。
ちなみに、遠藤周作さんは、ウィキペディアには、次のように書かれている。
遠藤 周作(えんどう しゅうさく、1923年〈大正12年〉3月27日 - 1996年〈平成8年〉9月29日)は、日本の小説家。
つまり、遠藤周作さんと佐藤愛子さんは、ともに、1923年生まれになる。 -
少なくとも2度は通読しているが、機会を見つけてあと何度でも読むつもり。長さも密度も超ド級の「家族の物語」である。同好の士には全力でお薦め。
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分厚い本だけど、あっという間に読むことができた。
この佐藤家の波乱の元凶はお父さんの紅緑さんが
妻ハルとその子供たちを捨てて、シナに走ってしまったこと。自分のやったことが、息子たちからのお金の無心という形で返ってきているとしかいいようがないと感じた。 -
あまりに壮絶な上に幸せになりそうな見込みもなくて苦しくなって断念。
やっぱりハッピーエンドの話が好きだわー。 -
何べんも読み返しています
考えさせられますよ -
2011/11/16
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この作品が新刊として本屋に並んでいたときのことはよく覚えている。新宿の紀伊国屋でポスターと平積みされた本を見比べながら、買うべきか否か非常に迷った。(そして買わなかった。高くって。)このたび、文庫になったのでさっそく買った。
本書は、作者の父である作家紅緑、異母兄の詩人サトウハチローら、一族をモデルとした大河小説である。もちろん愛子自身も登場する。なのに終始第三者的な視点で数多い登場人物を描き切っているのがすごいところだ。特に自分の母シナをここまで客観的に描けるとは。そういう意味で、佐藤紅緑やサトウハチローの研究書としての側面があると思う。佐藤家の生き証人として、この作品を彼女が書いてくれた(書いた、ではなく)ということがとても重要だ。
それにしても。因縁というのは何代にも渡ってこうまで強く出るものなのでしょうか。晩年(作品後半)の愛子の感慨がしみじみと印象的。
☆菊池寛賞 -
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佐藤愛子を読んでごらんなさいと言われて、佐藤愛子ユーモア集と一緒に買った本。・・・佐藤家一族の壮絶な人生の始まりです。
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上・中・下巻セット
5ポンド -
にちゃんねる用語でDQNという言葉がありますが、この佐藤家はまさに全員がDQN。す、凄まじい。
この本を手に取ったきっかけは、NHKのドラマでした。この本が原作だったのですが、ドラマのほうは、「野放図で、でもどこかほっとけない悲しみを漂わせたサトウハチローと、それに振り回される家族の物語」的に描かれてて、主題歌もいかにもホロリとこさせるのを狙った曲を使ってたんですよ。
この原作本を手にとって、何度も何度も、描かれている家族模様をドラマのテイストに変換しようと、この本を最後まで読んだときに救われなさそうな自分の心を妄想の力で救おうと頑張ったんですけど、無理でした。「宿命の一族」とかそういうギリシャ悲劇的なキャッチも似合いません。「家族崩壊」ってわけでもありません(っつーか一人ひとりが既に壊れ気味)。
ただ血縁で結びついているだけで、何か条件を設けて選出されたメンバーではないのに、こんなに「本気でヤバい」面子がそろうなんて。これぞまさに偶然の必然、血脈の凄みなんでしょうか。 -
佐藤家に脈々と受け継がれる「荒ぶる血」の大いなる記録。
激情家揃いの佐藤家の人間は社会性と協調性に乏しく、周りの人間も嵐と乱闘に巻き込み、平穏な暮らしとは無縁の日々を送る。
特に父・佐藤紅緑と異母兄・サトウハチローに関する物語は圧巻。 -
狂気は連鎖する佐藤家の血の歴史。人の人生を淡々と語っているだけだからなのか、とてもヘヴィーでした。でもこういうだらしがないというかいつもどこか行き詰ってしまう感じの人達は一族に一人はいるものかもしれません。
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上中下
サトウ・ハチローの詩が好きでしたが、作品と人物のあまりのギャップにショックでした。 -
上中下三巻。佐藤愛子にしか書けない傑作だと思う。おもしろエッセイなんかは昔読んだが、サトウハチローの異母妹だったことはおろか、小説家の父佐藤紅緑に至っては名前すら知らなかった私には、まず佐藤家の異常な家族構成とその成り立ちだけでも充分に面白かった。
大体家族同士なんて、好意も嫌悪も他人よりずっと濃くなる訳で、しかも書いているのがあの佐藤愛子である。さぞかし心中は荒れ狂っているだろうに、そこは作家の目で冷徹に客観的に書かれているところがさすが。だからこそ、抑えきれずに垣間見えてしまう(箇所によっては垣間見えどころではない)感情的な部分がすごく面白い。
読んでる最中は救いようのない家族たちが、読後は愛すべき人達として思い起こされるのも、佐藤愛子の個人的な愛憎と、「こいつらおもしれえ」という作家の視点がせめぎ合った結果の表われじゃないだろうか。 -
著者の一族に流れている、破滅的な『血』をテーマに描かれた、私小説的な作品。
物語は、著者の父親である、作家の佐藤紅緑と、著者の母親である女優の万里子(シナ)との出会いから始まり、その時から歯車が狂ったように、家族がバラバラになっていく。
義兄のサトウハチローを始めとして、佐藤家の男達の生き様の凄さ、酷さと言ったらない。どうしてこうも、揃いも揃って身を持ち崩していくんだろう。
家族を捨てたとも言える、紅緑が一番の元凶と言えなくもないけれど、同じような境遇の人間は、彼らだけではないだろうし、そんな中で真っ当に生きてる人間も世の中には多くいる。
見てると、結局は悪い事はみんな自分の環境や周囲の人のせいにしてるだけって感じで、結局のところ、自業自得としか思えない。読んでて正直なところ胸糞悪くなった。
著者は、結局はみんな同じ血が流れてる、その血脈から逃れ切れない、ような事を作品内で暗示してるようだけれど、こちらからすると、それも単なる言い訳に過ぎない感じがした
確かに血筋の影響も強いとは思う。でも、そこから逃れられない程に強いものなのか、疑ってしまう。
あと、これって小説?と疑ってしまう。だって、全員実名で出てるんだもの。
サトウハチローの息子なんて、まだ生きてるし、長い時間をかけて描かれたものだから、執筆中に存命してた人もかなりいる。こうやって実名で大々的に描かれて、トラブルとか無かったのだろうか。なんせ、描かれてる様は、酷くて、まさに駄目人間って感じだからね。
小説としてかなり脚色してるという感じはしなくて、赤裸々な暴露書みたいな感じ。
元々佐藤愛子は毒舌家だから、書き方が厳しいんだよね。
佐藤一族の自堕落な故に自滅していく人々の人生を、ゴシップ雑誌を覗くが如くに読まされたって感じが、私にはするのだけれど、この作品を絶賛する人も少なからずいらっしゃるんだよね。。。菊池寛賞まで受賞してるけれど、内容の凄さに誤魔化されただけじゃないの?と言う気がしないでもない。
ここまで書いたら名誉毀損とかになっちゃうかな?好きな人にはごめんなさいです。 -
佐藤愛子の自伝だが、(上)では父親の事が描かれていて、よく観察しているな〜とおもった。
著者プロフィール
佐藤愛子の作品
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