血脈 (中) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 134
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (684ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167450090

感想・レビュー・書評

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  • 分厚いですが、一気に読めます!

  • 2011/11/25

  • 上巻に記載

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4167450097
    ── 佐藤 愛子《血脈 (中)200501‥ 文春文庫》
     
    (20110118)

  • (上)から引き続き、兄弟、本人の事を赤裸々に書いて大丈夫かな?心配になった。

  • 佐藤愛子による、佐藤愛子の一族の話、「血脈」。

    シナとの間に二人の娘が生まれてからも、兄弟の悪戯の後始末をし続けなければならない紅緑。自身が流行作家になりつつあっても未だ仕送りを要求する長男ハチロー、口先ばかり達者になり弁は立つが大嘘つきの節、幼い頃に人に預けられ肉親の情を知らずに育った兄弟の中では1番真面目だが無気力の弥、同じく生まれてすぐから父と離れて育ちその場凌ぎは出来るが根気や目標が皆無の久。
    紅緑は自らの業や息子達の一生を怒り、その怒りや悲しみややる瀬なさを文字を連ねることで昇華していく。


    文中に何度となく紅緑の日記が挟まれてくる。
    結局、夫である紅緑に愛情を感じず、愛着と呼べるものも持てないシナが、老いていくに従って何かしらの感情を紅緑に持ち始めているのではと覗わせる箇所が切ない。
    老いた紅緑に、小説を書くのをお休みしてはどうですか、とシナが薦め、それに「うん」と頷く紅緑。地下鉄でこの箇所を読み、不覚にも涙をこぼすところであった。

  • 佐藤家の壮絶な歴史。益々壮絶を極め、目が離せない。

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著者プロフィール

佐藤愛子

1923年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。69年『戦いすんで日が暮れて』で第61回直木賞、79年『幸福の絵』で第18回女流文学賞、2000年『血脈』の完成により第48回菊池寛賞、15年『晩鐘』で第25回紫式部文学賞を受賞。17年旭日小綬章を受章。エッセイの名手としても知られ、近著に『九十歳。何がめでたい』『冥界からの電話』など。

「2019年 『気がつけば、終着駅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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