今は昔のこんなこと (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2011年5月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167450182

みんなの感想まとめ

時代を超えた視点から、過去と現在を織り交ぜたユニークな描写が魅力の作品です。大正から昭和にかけての様々な出来事や文化が、著者独特の語り口で展開され、読者を惹きつけます。知っているようで知らなかった歴史...

感想・レビュー・書評

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  • 大正から四つの時代を生きている方からは今はどんな風に見えてるんだろう
    なんとなく知っていることも、初めて知ったことも佐藤さん節でおもしろかった。
    生まれてくる時代を間違えたと言われるタイプなので興味深くて楽しい読書でした。

  • とにかく面白かったし懐かしかった!
    昭和20年代生まれの私の子供の頃にもあったもの あった事で。
    佐藤さんの気質?に よく似ている私。
    いちいち頷ける。
    93歳の母に明日土産にします。きっと喜んで読むでしょう。
     

  • 久しぶりに佐藤愛子センセイのエッセイを読んだけど、相変わらず切れ味抜群。いまいくつになったんだろう。。。

  • ・着物が日常着だった頃の夏は、いまより暑い思いをしていたのでは?
    ・戦後女性が開放的になってきたのを喜んでいるようでもあり、嘆いているようでもあり。
    ・今はなくなってしまった「火鉢」「釣瓶」「鍛冶屋」等々。大正生まれの著者と平成生れの孫との会話がはかどらないのはさもありなん。いちいち説明して話しが進まない。
    ・私にしたって子どもの頃は当たり前だったダイヤル式の黒電話、レコード、豆腐売りのラッパの音などはもう今は昔。
    ・これから消え行くもの・・・その中に原子力発電は入るだろうか。たとえ原子力発電所がなくなってその存在すら知らない世代が生れても、放射性廃棄物は半永久的に残る。そして彼らは疑問に思う。「なぜこんなものがあるのだろう」って。「原子力発電を行う科学力をもってしたら自然エネルギーを使うのなんて簡単だったろうに、なぜ原子力を選んだんだろう、私たちにこんな負の遺産を残して」って。

  • 大正末年生まれの佐藤愛子さん。
    佐藤紅緑氏の娘さんですもんね~
    歯に衣着せぬ物言いは、さすが。

    高度成長期に生まれ育ち、バブルを謳歌した世代の私。
    聞くところによれば、旧い価値観をもった親に育てられた最後の世代なのだとか。

    だからか!?
    愛子女史のおっしゃることが、ふんふんと頷ける。
    その通りッ!と膝を打ちたいっ!(←この言い回しすらもはや古臭い)
    でも、きっと、私なんて、そばにいたら、きっと叱られまくり、
    いや呆れられて愛子氏は「無口」になるのだろうけれど……

  • 著者(大正生まれ)の子供時代、小学校から帰るとよしずが張られて、浴衣が出て、家中が夏仕様になっている・・・そんなふうにそれぞれの支度で四季を迎える暮らしというのは、とても豊かに思える。

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著者プロフィール

大正12年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞を受賞。昭和54年、『幸福の絵』で第十八回女流文学賞を受賞。平成12年、『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成27年、『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月、旭日小綬章を授章。近著に、『こんな老い方もある』『こんな生き方もある』(角川新書)、『破れかぶれの幸福』(青志社)、『犬たちへの詫び状』(PHP研究所)、『九十歳。何がめでたい』(小学館)などがある。

「2018年 『新版 加納大尉夫人 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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