行方不明者 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2009年9月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167451103

みんなの感想まとめ

実際にあった事件をモチーフにした物語が展開され、読者の想像力をかき立てます。物語は、五十嵐みどりと別の視点を持つ「僕」の2つのストーリーが徐々に絡み合い、緊迫感を増していく構成が特徴です。特に、五十嵐...

感想・レビュー・書評

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  • 〜者シリーズは、実際にあった事件をモチーフにしているのが想像を掻き立てられて面白い。
    今回もモデルとなった事件があるようなのであとで調べてみようっと。

  • 2009年119冊目

  • うーん、読後は、なんだこれ、という感想で入り込めなかった作品。2人の視点からある事件を追って行き、以前に起こった似たような事件も交えて真相に辿り着くお話。前半はのろりのろりと事件を追っていくのだが、最後の方でやっと急展開。一家失踪後その一家が戻ってきたり、ストーカーを家に招き入れる、とか、そんなことある?!と言う突拍子もない納得でいない展開に。どんでん返しというより、ネタに尽きたか?という感じで読み終えました。

  • 五十嵐目線と“僕”目線の2つのお話が次第に絡み合っていく構成。
    シリーズを順番に読んでいる身としては、この“五十嵐”があの五十嵐ではなくて、「あの先、そうなったんかい!」とツッコミ入れたくなる五十嵐さんなことに驚きました(笑)
    ていうか、本当これは途中から五十嵐シリーズな気がする(この先のシリーズは未読なので分からないけれど)
    ラストも「まさかここは手を加えているだろう」と思ったら、モチーフとなった事件に滅茶苦茶寄せた終わり方でビックリしました。
    2つのお話が絡み合うまで少しもたつきを感じますが、シリーズの前作や前々作に比べると面白かったです。

  • 埼玉県某所で2ヵ月前に起こった一家失踪事件―― 不可思議な神隠しの裏には5年前の殺人事件が関係しているのか、失踪事件の調査を始めたライターの五十嵐みどりは関係者を通じて事件の闇を追っていく・・・。 
    一方、また別の埼玉県某所では連続通り魔事件が進行していた。 ある因縁から通り魔の「君」を突き詰めた「僕」は仕事のネタにしようと通り魔事件を追い始める。 3つの事件は如何に終結するのか・・・。

    主人公の五十嵐みどりは「冤罪者」の被害者の妹、五十嵐友也の妻でこのシリーズでは珍しい信頼できる語り手になります。 必然ではないにしろ「冤罪者」を読んでおいた方が飲み込めると思います。 
    さて内容の方は相も変らぬ複雑な多重視点。 時系列、関連性、一人称が隠されたプロットをいったいどのようにまとめあげるのか見物です。 

  • 無駄な描写が多かった

  • 結末が気になってイッキ読みしたけど、時系列が複雑に絡みまくりでモヤモヤしたまま強制終了された感…一家で失踪したものの結局帰ってきてしかも訪問者と暫く解明編的な会話するとか不自然過ぎる

  • 『遭難者』に続き、折原作品12作目。——者シリーズ。キャラクタの行動があまりに強引過ぎる…。プロットも複雑で、訳がわからず——驚く段階までいけない…。決してつまらなくはないのだが…うーん(^^; 星三つ。

  • 実際の事件をモチーフにして書いているけど、実際の事件は結局どうして行方不明になってしまったのだろうか。
    これって関係者に文句言われたりしないのかな、って気になるのだけど。

  • 埼玉県蓮田市の黒沼近くに建つ名家・吉沢家で5年前に起きた一家惨殺事件。そして、もう一つの名家・滝沢家では、一家失踪事件が起こる。
    滝沢家の失踪は、突然だった。朝食の準備がされたままの状態で、不思議なものだった。
    ライターである五十嵐みどりは、滝沢家周辺での取材を通じて、四人家族の抱える秘密を暴いていく。
    そして、戸田市では謎の連続通り魔事件が発生。売れない推理作家の「僕」は、電車で痴漢だと男性に殴られ、そこから思わぬ事件に遭遇する。そして、小説の取材にと容疑者の尾行を開始。
    全く関係のないように見える二つの事件…いったいどうなるのか?

    先が気になり、猛スピードで読んでしまいました。
    たんたんと滝沢家の取材をしていき、どんどん秘密が出てきて、これがどう関係してくるのかとドキドキしていましたが…あまり関係なかったのかなという印象。
    最後は騙されたけど、なんとなく終わっちゃった感じがして、少し残念。でも、物語の交差する構成や、読者を引き込む文章はすごいと思いました。
    他の作品も読んで見ようと思います。

  • 黒々した水面からはそこの見ることの出来ない黒沼のほとりの2軒の名家に、時間を越えて起こった殺人事件と、一家4人失踪事件。。。


    さっきまでここで生活していた後を残したまま、一家4人が忽然と行方不明になる。


    時間を越えた二つの事件は平行して進んでいきますが、最後に同じ事件へとつながっていたのです。。。

    予想できない結末に、モヤモヤしてしまいました。。。

  • 「〜者」シリーズの中では驚きが弱かった。

    次の「逃亡者」は福田和子が題材らしくガチンコの話を期待。

  • 後ろ後ろ。

  • この人は初めて読んだが、比較的面白い。
    ただ、途中が散漫になり、チョット分かりずらい点がある。
    最後のツメは結構でした。

  • 折原さん…とまりません。

    わたしには少しグロいお話しだった。
    少しずつしか読めなかったけど…5日でfinish。

    全く関係のない話が終盤に近づくにつれて交わって…
    そうきたかーと最後はすごい勢いで読んじゃった。

    でも、途中の取材はけっこー関係なくて。
    だから、なんだか無駄な感じがした。
    普通のミステリーなら、無駄なところはないから…。

    こういう本読んでると、
    殺したのは無意識、って可能性がある気がして、
    ちゃんと読めなくなっちゃう。
    ミステリーがさ、意識がないときに殺人してるっていう落ちだったらさ、
    それって無茶苦茶つまらなくない?
    そういう本にこの間出会ってから、ミステリーを読む目が変わってしまった…しょぼーん…

    そんなミステリーは数少ないと信じて。
    これからもミステリーを読みます。

    …でも白夜行からの行方不明者、さすがに疲れた(笑)
    次は宮本輝にチャレンジするのだ。
    (休憩になるかしら…笑)

  • 見事に騙された。面白かったです。

  • いつも平均点以上の折原作品に、死角はない。

    ただし本作品については、正直あまり残らなかった。

    物語はいつも通りの凝った構成。
    一見、まったく関係のなさそうな2つのストーリーが進んでゆく。

    1つはとある家族の失踪事件。
    もうひとつは痴漢疑惑を押し付けられたことをキッカケに、
    連続通り魔事件に巻き込まれる僕の物語。

    最後にぴたっとパズルの挟まるカイカンはいつも通りなのだが、
    なんとなくこの作品は、最後にあまりにするっと終わってしまった感が。
    うーん、なんとなく寂しい物足りなさが。。

  •  一家失踪事件と連続通り魔事件。二つの事件をそれぞれの観点で追う。そして二つの事件が交錯する時、驚愕の真相が・・・。
     

  • 世田谷一家殺人事件と岡山の一家失踪事件を使っているようだ。モデルになった事件を想像しながら読むのが「者」シリーズの楽しみ。なかなかよくできた話だった。結末の意外性もグッド。

  • なかなかおもしろかった。パズルのようでした。

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者を経て1988年に『五つの棺』でデビュー。1995年『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。叙述トリックを駆使した本格ミステリーには定評がある。『倒錯のロンド』『倒錯の死角』『倒錯の帰結』など「倒錯」シリーズのほか『叔母殺人事件』『叔父殺人事件』『模倣密室』『被告A』『黙の部屋』『冤罪者』『侵入者 自称小説家』『赤い森』『タイムカプセル』『クラスルーム』『グランドマンション』など著書多数。

「2021年 『倒錯のロンド 完成版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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