逃亡者 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2012年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (592ページ) / ISBN・EAN: 9784167451134

感想・レビュー・書評

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  • 著者の本は何冊か読んだけど,いつも「そう来るんか!」と叫びたくなる。毎回上手く練り上げてられてる。 毎回本筋と違う物語が入ってきて?どう繋がるのかと期待して読者を楽しませてくれるのです。 この本の主人公には、逃げ切って欲しいと思いながら読んでました。ただ単にそこが醍醐味です!! 読んでいくうちに、だんだんそうなります笑笑 長いからかもしれないけど、でも苦じゃないんです。そこもこの著者の良い所。 著者は、本の醍醐味を味あわせてくれる物を提供してくれます。お粗末な感想で失礼!ネタバレはダメな本なので。

  • 折原一さんの話は最後の台どんでん返しが好き。
    この話も「この人たちはどう関わってくる・・・?」と思ってた人が最後重要なところにいてびっくり。面白かった。

  • 読みやすかった。
    洋司が新幹線の窓ぶっ叩く所怖かった。間一髪。最悪な奴だ。佐々野もきもすぎる。
    福田和子オマージュの電話の録音音声はちょっと冷めた。
    由佳は何で洋司を殺すまでになったんだろう。智恵子への同情?

  • 本州を旅するような逃亡劇。
    智恵子の本当の姿を信じる者と信じない者の差がよく描かれていて、心苦しい場面もあった。
    何より憎たらしいのは交換殺人を持ちかけた林田。
    何という悪女。
    智恵子の夫は勿論だかれど、あいつこそ滅されるべきだったと思う。
    色んな話が次第に入ってくるけれど、場面が異なるので切り替えしやすく読みやすかった。
    でも終盤でそれぞれが絡み合う場面はちょっと強引だったかも……
    でも面白かったです(*´˘`*)♡

  • 逃亡シーンはそれなりに読めるが、真相とかは雑すぎると思う

  • 殺人を犯して時効まで逃げようとする女。その逃避行は実際に起きた事件を思い出して興味を引く。単純に旅気分を味わえるところもあり面白い。ただ、逃亡者である主人公に、知らないうちに肩入れしていた気持ちが宙に浮いたままの結末。

  • 同僚だった女に持ちかけられた交換殺人の提案に乗り、一面識もないその夫を殺した罪で逮捕された友竹智恵子。だが、警察の不手際から脱走に成功した彼女は、整形手術で顔を造り変え、身分を偽り、逃亡を続ける。時効の壁は15年。DVの夫、そして警察による執念の追跡から、智恵子は逃げ切ることができるのか? 運命の日の朝、驚くべき真実の扉が開く――。

  • 前半逃亡劇は出張中の新幹線で読み、乗車時間(4時間)を忘れさせる程の面白さだった。後半は家で読んだが、???となり、最後の落ちはよく分からなかった。登場する3人の若い娘が記号的で区別が付かないので、人物一覧がほしい。

  • 折原一の出涸らしみたいな印象。

  • ブクログで、衝撃のラスト!と紹介されていたので、ずーーーっと読みたかった本。やっと読めた。

    折原さんの本は、東野さんみたくどきどきわくわくさせるのではなく、淡々と続いて、最後にどーーんとくる感じ。あまり深く入り込めなくてぱらぱら読んでたら、最後にどーんとひっくり返されて、あれちょっと待ってて!?となった。

    いやはや…さすがにこの展開は読めないだろ、ラスト!

    この本詠んでるときに丁度、川崎で犯人が逃げたのでおおーーー!となった。いつまで逃げられるかなと思ったが、あっさり二日後に捕まるという…。例え脱出できても、意外に逃亡はうまく行かないようだ。うむ。(笑)

  • 福田和子を彷彿とさせる、殺人容疑をかけられた女性の15年間にわたる逃亡劇を描く。「幕間」に挿入されるストーリーや、途中から感じる違和感。最後に待つどんでん返しは、さすが折原一。こんなの、わかるわけがない!年金不正受給問題を先取りしていた辺りもすごい。実際の犯罪者のルポを読んでいるかのような緻密な文章も好み。しかし、登場人物たちの行動原理やなぜそのようなことができたのかがイマイチ不明な点もあり、若干の消化不良感。

  • 500Pを超える分量なのに、全く退屈させず一気に読みきった。
    主人公の典型的堕ち人生を哀れんで、逃げ切って〜と
    心で叫びながら、逃げ人生を応援してしまった。

    しかし、最後が今ひとつ納得いかねー。
    そこまで盛り込まなくても....って気がする。
    意外性を狙いすぎて、逆に冷めた。

  • こんなに長いミステリー久しぶりに見た。折原一さんはこういうのうまいな

    読後、達成感が半端なかった

    けど続けて折原一さんの作品は読めない

    正直疲れる 笑

  • 初めて折原一の作品を読んだ。
    すごい疾走感。
    最後の最後の真相に至るまでノンストップ!!
    脱力感が一切ないので読むのに体力が必要な感じ。

    智恵子に共感する部分はなくとも、どこかで応援したい気持ちになってしまうのは読者みんなに共通するんじゃないかな。
    どんでん返しにはびっくりした。
    そう繋がってくるのかー。
    途中で、ん?って思う部分が少しあったけど、最後にカチンとつながった。
    おもしろかった!

  • 最後の展開が何がしたかったのかよく分からない...

  • 時効終了まで15年逃げ切れるのか!

    これ読んだら大人しく捕まったほうが良さそう。15年もビクビクしながら暮らすなんて想像しただけで恐ろしい。

    すごく引き込まれてぐいぐい読めた。
    ただ、オチが微妙。なんかよくわかんない展開になって少し…。いきなり出てきた第三者に違和感があった。

    でも全体的には面白かった!他の作品も読んでみようという気になった。

  • いつになく 折原一さん、、読み応えあり(⌒▽⌒)・・

  • 2012/2/10 Amazonより届く。

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者を経て1988年に『五つの棺』でデビュー。1995年『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。叙述トリックを駆使した本格ミステリーには定評がある。『倒錯のロンド』『倒錯の死角』『倒錯の帰結』など「倒錯」シリーズのほか『叔母殺人事件』『叔父殺人事件』『模倣密室』『被告A』『黙の部屋』『冤罪者』『侵入者 自称小説家』『赤い森』『タイムカプセル』『クラスルーム』『グランドマンション』など著書多数。

「2021年 『倒錯のロンド 完成版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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