寝台急行「銀河」殺人事件 (文春文庫 454-1)

著者 :
  • 文藝春秋
3.77
  • (3)
  • (4)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167454012

作品紹介・あらすじ

東京・大阪を深夜走る「銀河」の乗客が次々に殺された。容疑者は十津川警部の大学の同級生。窮地に追い込まれた知人を救おうと、十津川は同じ列車に試乗する。(新保博久)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ブルートレインには興味があったが、今となって乗る機会に恵まれないので、こうして読書を通して寝台列車の雰囲気を知れるのは嬉しい。最後は逮捕まではいかないので少し拍子抜けしたが、それでも満足出来る内容でした。

  • 寝台急行 銀河 で起きた殺人事件。
    その後,そのときの乗客が次々殺される。

    まさかの連続殺人。
    ABC殺人事件のように,ABはCのため。

    盛り上げ方に一工夫があるといいのかも。

  • 「寝台急行「銀河」殺人事件」3

    著者 西村京太郎
    出版 文藝春秋

    p11より引用
    “(ぽっくりと、死んでくれればいいが)”

     トラベルミステリの大家である著者による、
    寝台列車を舞台とした長編ミステリー。
     同じ列車に乗り合わせた乗客が次々に殺される事件が発生、
    ご存知十津川警部と亀井刑事が事件に挑む。

     上記の引用は、
    とある登場人物の浮気相手に対する心の声。
    この人物、
    自分から口説いておいてこのセリフ、
    しかも不倫というのですからまぁ非道いものです。
    非道い事を考えたなりの報いを作中で受けることになりますが、
    気の毒と思うか自業自得と思うかは読んだ方に任せます。
     作中に出てきた国鉄の二文字を見て、
    奥付を確認すると初出は昭和60年となっていました。
    私は懐かしいと思いましたが、
    20代前半以下の年齢の方たちは、
    国鉄を知らない人がほとんどなのかも知れないなと思うと、
    自分の年令を感じざるを得ません。

    ーーーーー

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村京太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×