十津川警部「友への挽歌」 (文春文庫 に 3-17)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167454173

作品紹介・あらすじ

十津川警部の自宅に深夜かかってきた大学時代の友人・永田からの電話は、突然の二発の銃声とともに途切れた。銃声はロシア製のトカレフのものだった。「トカレフを持った殺人鬼」は永田なのか?旧友の安否を気づかう十津川は、北海道、そしてフィリピンへと追跡を続ける。第一人者による長篇トラベル・ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 珍しく海外まで話が拡がっている上に、後半からは急激にピリついた感じになったので少し戸惑った。ラストは全くスッキリしない終わり方で、モヤモヤした気持ちが強く残る。

  • 珍しく最後は国外まで。

  • フィリピンと日本を結ぶ利権を解剖する社会派推理小説。

    飛行機や鉄道が出て来るが,主たる推理の要素ではない。

    トカレフというロシア製の銃についての記載が詳しい。

    十津川の大学の同級生が殺人に関与しているかもしれないという想定で捜査が進む。

    フィリピンでの最後の事件から,どうやって無事に帰還できたのかの詳細は分からない。

    友情と信頼の絆を感じることができるかもしれない。

  • フィリピンが出てきたので選んだ。シェムリアップで購入。

  • 1998.12.10 1刷 514
    十津川警部の自宅に深夜かかってきた大学時代の友人・永田からの電話は、突然の二発の銃声とともに途切れた。銃声はロシア製のトカレフのものだった。「トカレフを持った殺人鬼」は永田なのか?旧友の安否を気づかう十津川は、北海道、そしてフィリピンへと追跡を続ける。第一人者による長篇トラベル・ミステリー。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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