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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167475024
感想・レビュー・書評
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横綱白鵬独走の相撲界。白鵬関には何の罪もありませんが、つまらないのであります。
先達ての初場所における白鵬は、圧倒的な強さを感じませんでした。結構スキが有つたやうに思ひますが、稀勢の里関以外は虚しく敗退したのであります。何とかしてくれ。
テレビで昔の(といつても昭和後期くらゐ)取組をVTRで見せてくれることがあります。「昔は良かつたなあ」的な物言ひは好きではないのですが、当時の土俵の充実振りを見ると、やはり隔世の感があります。
この『千代の富士一代』も、そんな時代の物語でございます。
千代の富士を語るにあたつて避けられぬ、九重部屋の歴史から語られます。元々九重部屋は、名門出羽海部屋からの破門騒動から始まりました。
元千代の山の九重親方は次期出羽海を継ぐ予定だつたのが、当時現役の横綱佐田の山が出羽海親方の娘と婚約し、後継者となつてしまつたのであります。
そこで九重親方は独立して部屋を興しますが、当時の出羽海部屋は「分家独立を許さず」といふ建前のため、破門されたといふ経緯がありました。
単なる千代の富士個人のサクセスストオリィではなく、千代の山-北の富士-千代の富士と続く九重三代の物語でもあります。もちろん実話なのですが、石井代蔵氏の筆力により、まことに感動的な「相撲小説」となつてゐます。千代の富士をあまり知らない人に、特に読んでいただきたいと勘考するものであります。
現在の九重部屋は千代白鵬が部屋頭で、唯一の関取。黄金期を思へば、ちと寂しいですな。若い千代の国、千代鳳あたりがきつと頭角を現すのではないか、と期待してゐます。
予想が外れたら、すまん。
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昭和後期の相撲道。まさに道を行く漢の物語。おかみさんが女遊びを止めてくれた話は知らなかった。
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千代の富士が活躍した時代の相撲は見ていない。
朝青龍時代からのファンだから。
日本人が強い時代を知らないだけに、面白く読むことが出来た。生で見てみたかった。
千代の富士は最初から強かったと思っていた。
違った。あの鋼の肉体は苦境の中で生まれたものだった。
そんなことyoutubeで取り組みだけ見ても分からない。
そんなことを知ることが出来て良かった。
相撲の歴史を知ることが出来たので今の相撲ももっと面白く見ることが出来そうだ。
次の九重親方は誰になるのか?
それはリアルタイムで見届けたい。
今のところ相応しい力士は見当たらないね。
読んでよかったと思う一冊でした。
ちなみに自分が好きな力士は稀勢の里。
稀勢の里は勝っても負けても面白い相撲とるよね。
はくほう は強いのにセコイ所が嫌いだ。
朝青龍がいればまた違っただろうに・・・やくみつるめ。
石井代蔵の作品
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