初夜 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167476274

感想・レビュー・書評

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  • 匂い立つような生々しい色気や官能表現があり、ちょっと引く部分もあったが、やはり著者の文章の上手さが際立つ。

  • 2.00

  • 『ペットショップ・ストーリー』

    『初夜』

    『メッセージ』

    『眠れる美女』

    『お帰り』

    『儀式』

    『いもうと』

    『春の海へ』

    『帰郷』

    『雪の音』

    『秘密』

  • 相変わらず意地悪。
    『春の海へ』が特に好きです。

  • ドキッとするタイトルでしたが、普通に電車でさくさくと読める短編集でした。

  • 再読。短編集
    表題作「初夜」以外は、中年期の女性の恋愛・不倫話。
    「初夜」は、男性経験のない婚期を逃した一人娘が子宮切除の手術を受ける前夜の話。娘の明るさと父親の娘を思いやる気持ちがなんとも切ない。
    他は、林真理子さんらしく、それぞれに毒がある話。
    不倫話は好きではないが、それなりに面白かった。

  • 処分


    覚えてない

  • 多分以前読んでたと思う。
    どれもさらっと読めてそこそこ面白かった。

  • これは短編集なんですが、昔、この本が新刊として出た頃(2002年)、本屋さんで帯がついていて、確かその帯でちょっとだけ紹介されていたのが表題作の「初夜」でした。で、その紹介が気になって、短編だし、それだけ立ち読みしたんです。それがおもしろかった。
    ただ、もともと林作品はあまり興味がなく、いつか文庫落ちしたら買おうかなくらいに思ってました。その後、単行本が古本屋で格安だったので購入。
    ……で、表題作以外はどの短編も不倫が出てくる。おもしろかったのは表題作だけ。
    個人の好みにもよるけれど、やっぱり林作品はあまり馴染まないなぁ。

  • 性格の悪い人がたくさん出てきて、人知れず共感と悪寒に震える。
    天性の性格の悪さ。だけど、人はいつも清く美しいわけではない。
    このドロドロした汚さこそ魅力になる時だってあるのだ。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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