野ばら (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167476304

感想・レビュー・書評

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  • 宝塚の娘役で磨き抜かれた美貌を持つ千花。
    世界に名だたる建設会社の令嬢と映画スターの息子の間に生まれ、セレブな人脈を活かして働く萌。

    若さ、美貌、財力、家柄、人脈…全てを持つ2人。
    それでも手に入れられないのは…。

    宝塚、歌舞伎、上流階級のスノッブな世界と裏話…怖いなー。

    皆に羨まれるような華々しい結婚を夢見たり、親子ほどに歳の離れた妻子あるおじさんに本気になってしまったり…女が道を踏み外すきっかけなんて色々あるんだな…

    母と娘の関係や、夢のために我儘男に振り回される美女…

    生まれた病院ですでに競争は始まっていて、○○病院か△△病院でないとお話にならない、なんて聞くと関東のヒエラルキーは怖いな…
    関西にもあるけどもう少しおっとりしているというか、、、

  • 再読。時々ふっと思い出すのがタカラジェンヌの娘の方。花の時代は短くて。明日より今日の自分は若いのよ、毎日を大切に生きなくちゃねと自分を叱咤激励するのにガツンとくる一冊。と思うのは私だけかも?

  • 主人公の女の子のモデルが、間接的に存じ上げている方という噂ということで、興味が湧き読了。
    もしかしたら萌のモデルは、著者なのかしら??
    萌が「信じられないほど美しい娘が、どれほど傷つきやすく、つらい恋ばかりしているかをいつか書くことができたら。」と言っているので。

    バブリーな世界観で、登場人物たちの価値観や良いもの悪いもの嗜好は一昔前な感じです。宝塚、梨園、芸能界、業界人、ワインに詳しい人たち、美食、高級店の顔になること、スイートルーム、高級車、パーティ、VIPルーム、高級ブランド、美貌、ファッション...
    登場人物たちはお酒を飲んでおしゃべりしてばかりしている。
    “おしゃれと恋愛以外に全くといっていいほど関心を持たない女たち”...
    なんだかあさましい。

    少女たちの幼い恋と結婚と幻想、失恋。幼いプライド。
    水商売の女性に対する嫉妬。
    軽い男。
    ふわっと非論理的で理不尽な世の中。

    宝塚歌劇団の慣習や文化、こわかった。

    でも、少女たちの揺れ動く心情がリアル、
    二人の主人公の性格も好対照。
    面白かったです。

    お気に入りのキャラはきわ子さんです。

  • 読んでて途中であ、これ感情移入して読む系じゃないやーって気付いた。
    楽しめたけど色々あってもまぁ、金持ちだから別にいいじゃん。ってなる。
    金持ちで綺麗ならなんでもいいじゃん。

  • 読了

  • いわゆるキラキラ女子。綺麗な女の子の描写、優遇される生活は読んでて楽しい。

  • ぐちゃぐちゃする恋愛小説ではなくて、
    儚くあっさりの恋愛小説。

  • 林真理子の作品の中で1、2番目くらいに好き
    女の世界の描き方がさすがだと思います

  • 25歳なんてまだまだ若いのになあ

  • ちょっとしたキッカケで興味を持った本。
    私好みの本ではなかったけど、20代の女の子が読むには読みやすい本。

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著者プロフィール

林 真理子(はやし まりこ)
1954年、山梨県山梨市生まれ。山梨県立日川高等学校を経て、日本大学藝術学部文芸学科を卒業。コピーライターとして活動後、1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、デビュー作ながら話題になる。1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。現在、直木賞、講談社エッセイ賞、吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、毎日出版文化賞の選考委員を務めている。2019年4月1日の新元号の決定・公表に先立ち、原案への意見を聴く有識者懇談会のメンバーにも選ばれた。またマーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』を、主人公のスカーレット・オハラの一人称で描くという大胆に超訳!現在も文芸誌「きらら」にて連載中(小学館文庫より2019年10月より順次刊行の予定)。

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