最初のオトコはたたき台 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2012年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167476380

みんなの感想まとめ

エッセイ集は、著者の日常や思考をユニークな視点で描いており、読者に親しみを感じさせる作品です。2008年に掲載されたエッセイは、時代を反映しつつも新鮮なネタが多く、読者を引き込む力があります。短編形式...

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからして恋愛小説?それとも恋愛に関するエッセイ?と思いきや、全然違うので意外!
    最初パラパラッとめくって見た所、思いのほか面白い!!
    これはハマッてしまいそうだ・・・とその時は用事があったので後から改めて読み始めました。
    読み終えての感想は・・・面白かった!!
    最近のこの人の小説はもういいかな~という感じでしたが、エッセイの方は中々どうして!全然捨てたもんじゃない。
    グッと人を引きつける文章。
    そして短いながら最初と最後がちゃ~んとつながってオチがついている。
    これぞ、プロの文章だ・・・という印象。

    そしてそのプロの歯に衣着せぬ文章で、世の中のあらゆることについて自分の感じた事を書いている。
    ご自身のセレブな生活や広い交友関係の話も。
    自分は金持ちじゃない、貯金がない、大不況がきたらどうしよう?などと書いてるけど、いや。いや。そんな事ないでしょう~とこれを読んだら思います。
    友人宅でワインパーティーをする際のお土産にと、川島なお美にメールを送りトシ・ヨロイヅカのケーキを予約するやら。
    週に一度、田中宥久子さんにじかに「造顔マッサージ」をしてもらってるとか。
    沖縄から週に一度、この人のために加圧トレーニングのコーチが「遠距離通勤」するとか。
    ただ、ただ、「すげ~っ!」という感じ。

    中でも面白かったのは、芸能人や有名人の話を実名を出してあれこれと書いてあるくだり。
    『鶴瓶サンの喋りはもそもそとして歯切れが悪く、内輪受けの話ばかり。会場のキャパシティを完璧に間違えているああいう喋りは、座敷芸といおうかスタジオ芸。NHKホールという広い空間では、仲間由紀恵さんの正しく美しい口調が合っているはずだ。』
    というのには、よくぞここまで書いた!と心の中で喝采。
    あとアグネスチャンと昔、何かモメたらしき事を書いてあったり、「篤姫」の娘時代の宮崎あおいちゃんの演技がいただけないという事を書いてあったり、久々に人の本音を見たな~という気がしました。
    しかも、そこに知性とユーモアと品を感じられるのがいいと思う。
    一気に楽しんで読む事ができました。

  • エッセイ集。12年前のものなので、時代を感じますw
    それはともなく、一つ一つ読みやすいですが、
    短編エッセイ集なので、それだけ読んでいると飽きますね。
    雑誌とかで、単発でさらっと読む方が面白いと思いました。

  • 独特のテンポと切り口。作詞ができずに夜が明けた、ていうエピソードにはしみじみ。素人からすると日本語のプロと思う職業でも、音楽に言葉をのせるのは別腹なんだなぁ。

  • 2013/5/29

  • 空いた時間に楽に読めるからいいよね!

  • 確かにタイトルと中身は関係ないwけどさくさく読めてよい!!昔は群ようこのエッセイが好きだったけど、最近つまらないからこういう感じのがいいな。

  • 20年以上前、林真理子の小説もエッセイも大好きでほとんど全部読んでいたんだけれどいつしか読まなくなっていて、十数年ぶりに読んだ。読んだ端から忘れる感じなんだけど(失礼)、さくさく読めるし、おもしろかった。昔と比べて変わったのは、結婚結婚言ってなくて全体的に若干トーンが落ち着いたかも?、ってくらいで読んだ印象はさほど変わらないような。それってけっこうすごいことかも。本人も年をとっているだろうに加齢につきものの辛気くさい話がまったくないようで。あんまり日常的な話がないってことなのかなあ。もうちょっと日常的な話も読みたい気もする。巻末のシリーズ既刊の案内を見ていたら、出産のあたりの話もあるみたいで、今さらだけど読みたくなってきた。シリーズさかのぼるか??

  • 今回も面白おかしく読み終わり。二話位は連載で読んでいた。フツーのおばさんがセレブな世界に出没する感じが親近感を呼ぶ。

  • 文庫になるまでにちょっと時間が経っているせいもあって、内容が若干古かったけど、だからこそちょっと懐かしい感じで笑いながら読めた。タイトルと中身が噛み合ってるかは怪しいけど、カフェでの女子会の内容といった感じで、うんうんとうなづきながら読める。

  • うーん。好きじゃなかった。

  • 林真理子さんの本を初めて読みましたが、
    なぜこのタイトルなのか…裏表紙のコメント前半は
    本書のどの部分に関係しているのだろう…
    という疑問が読み終わるまで頭をついて回りました。

    エッセイとしては面白かったのですが、
    最初の男はたたき台、というタイトルが不思議でした。

  • ユニークなタイトルにひかれて衝動買いしてしまいました。

    2008年1月から12月までの「週刊文春」に掲載されたエッセイをまとめたものですから、エッセイのネタが新鮮。ついこの間のことですから、いくら物忘れがひどい私でも鮮明に覚えていることばかりでした。

    林真理子さんの小説はあまり読まないし、ご本人もあまり興味のある方ではなかったのですが、読んでいるうちに、なんだかこの方面白いと思いました。

    NHK大河ドラマの「篤姫」の宮崎あおいさんのことをけちょんけちょんにけなしていたのに、時がたって成長した篤姫を見てビックリし、すみやかに前言取り消し懺悔をするあたり、さっぱりした方だなあと好感度アップ。
    新総理大臣就任で、もしかしたら、自民党最後の総理大臣になるかもしれない。とはっきりと書かれたあたりは、先見の目をもっていらっしゃったのね、と鋭さに脱帽。

    夫を大切にしながらも、物書き仕事のため、あちこち飛び回る毎日を面白おかしく、時には恥ずかしい失敗談も交えて書かれたこのエッセイに、自分の生活を重ね見るような気がします。「お隣の奥さん」から、「ゆっくりやりましょう」と声をかけられたような気がし、著者に親しみすら覚えたエッセイでした。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

林真理子の作品

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