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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167483166
みんなの感想まとめ
人間「漱石」の魅力を余すことなく描いたこの作品は、漱石を愛する著者が彼の作品や手紙、文明観、個人主義、さらには俳句や漢詩の世界にまで踏み込んでいます。全7話から成る内容は、漱石の人生や時代背景を深く掘...
感想・レビュー・書評
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単行本は2003年刊。漱石の「ぞな、もし」シリーズの続々篇。ここまで来ると、出がらしか落穂ひろいかと思いきや、そんなことはなかった。漱石先生はこんこんと湧き出る泉なのか。
全7話。印象的だったのは第3話と第7話。第3話は、東大講師と作家という二足の草鞋をはくのは止めて、文筆だけで食べてゆこうと決意した件。その時に漱石が言ったとされる「百年の後、百の博士は土と化し、千の教授も泥と変ずべし」はなかなかいいフレーズ。このあとに、文は百代ののちも残りうる、が来る。
第7話は、第一高等中学校(旧制一高の前身)時代の正岡子規と米山保三郎との交遊。子規は英語・数学の試験が悪くて落第、漱石も腹膜炎で試験を受けられずに落第。そしたら2歳年下の傑物・米山と一緒になった。建築のほうに進もうと考えていた漱石を文学に進めとアドバイスしたのはこの米山。まさにキーパーソン。米山は哲学の道に進んだものの、29歳、腹膜炎で亡くなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『漱石先生ぞな、もし』の続々編。後口上の日付は21世紀、漱石が亡くなり約200年が経とうという2003年。作品の背景にある明治・大正という時代や、漱石を取り巻く環境を本書で知ることができた。『こころ』で自分が抱いた高等遊民に対する忌避感や、はがゆい恋愛描写は、表面的なものしか読めていなかったのだと反省。カバーの(藤に)不如帰のデザインは、正岡子規との交流に由来するのだと、思わずニヤリ。
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「半藤一利」が義理の祖父にあたる「夏目漱石」について語った作品『漱石先生お久しぶりです』を読みました。
「半藤一利」の「夏目漱石」関連作品は、2年ちょっと前に読んだ『漱石先生ぞな、もし』以来ですね。
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「漱石」ワールドの楽しさをご一緒しませんか
作品、手紙はもとより、文明観、個人主義という覚悟、俳句や漢詩の世界など、人間「漱石」の尽きない魅力を全篇に横溢させた好随筆
名著『漱石先生ぞな、もし』から十年、「漱石」を愛してやまない“歴史探偵”が、その作品のみならず、手紙、文明観、個人主義という覚悟、俳句や漢詩の世界など、「漱石」ワールドをくまなく歩きまわって楽しくつづった調査レポートが本書だ。
人間「漱石」の尽きない魅力が全篇に横溢して、読者を飽きさせないこと必定の好随筆である。
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昨年[2016年(平成28年)]は没後100年、今年[2017年(平成29年)]は生誕150年らしく、「夏目漱石」に注目が集まっていることもあり、本書を読んでみようと思ったんですよね。
■前口上
■第1話 “漱石横丁”そぞろ歩き
■第2話 百年単位で考える
■第3話 「筆は一本」の決意
■第4話 漱石先生再読
■第5話 十七文字と遊ぶ
■第6話 白雲の境に憧れる
■第7話 明治の青春
■後口上
■主な参考文献
義母(=「夏目漱石」の娘)に直接聞いた逸話を含め、著者が調査した一般には知られていない情報が惜しみなく織り込まれ、義理の祖父「夏目金之助」(「漱石」の本名です)の尽きない魅力を綴った、とっても濃い内容の作品でしたね、、、
20年以上前になりますが、昨年亡くなった職場の先輩から薦められて読んだ作品が「夏目漱石」の『こころ』なんですよね… 本書を読んで、久しぶりに再読したくなりました。 -
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漱石の息遣いが見えるよう。作者の愛情がよくわかる。こんなふうなことを研究して老後を過ごしてみたい。
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漱石エピソード集。勉強になる。
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わざと古めかしい言葉を使っているのが板についていない感じがし、読んでいていささか居心地がわるい。
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半藤一利の作品
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