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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167497026
作品紹介・あらすじ
最後の木版浮世絵師といわれた光線画家・小林清親の波瀾に充ちた半生と江戸から明治に移りかわる風俗、庶民の生きざまをあざやかに描いた第百回直木賞受賞の長篇。(田辺聖子)
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
時代の移り変わりを背景に、主人公・小林清親の人生と彼の絵画世界が鮮やかに描かれた作品です。江戸から明治へと変わる中で、清親が絵師として成長していく様子や、彼の人間関係が丁寧に表現されています。特に、彼...
感想・レビュー・書評
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直木賞受賞作品。木版浮世絵師・小林清親の物語。清親の画風に沿うように書かれたのか、とても品の良い作品だった。
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小林清親が主人公の時代物。江戸から明治に変わりゆく中で、絵師として確立していく様子と人情を描いた時代小説。
彼の描いた作品と逸話に盛り込むあたりが、また面白い。
若き日の井上安治も登場する。久しぶりに杉浦日向子のYASUJI東京を読み返したくなった。 -
時代物はあまり読んだことがなく冒頭で「読みづらいかも。苦手なやつだったかも」と思ったが、読み進めると次第に情景が浮かび引きつけられた。
小林清親は暁斎や芳年と親交があったのだな。
「猫と提灯」にも触れられていて面白かった。
直木賞受賞作の表題作は確か太田記念美術館にあったはず。雨の日にでも見に行きたいなと思う。 -
春告鳥が初めて読んだ杉本章子先生の作品だったが、短編集ながらとても面白く興味が沸いたので直木賞を受賞されたこの作品を読んでみた。実在の絵師小林清親の半生を描いたとても面白い作品で久しぶりに一気読みした。杉本先生は惜しくも2015年に早逝されたそうだが、残された作品がかなりあるのでこれからどんどん読んでいきたいと思う。
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江戸から明治へ変わる激変の時を、幕府下級武士の小林清親を主人公に女性的な些細な事もきっちりと表現されている。
江戸の下級武士で有りながら幕府に律儀で駿河に母親を連れて移る。しかし駿河では食うのがやっとの生活で剣劇をやったり、漁師をやったりで辛酸を舐める。母親を連れて東京に帰るがここでも力仕事しかない状態。へんなことから清親の絵が認められ絵師として世に出ていく。明治初期の東京下町の情景、人情が上手く表現されている。また主人公は女性好みの誠実、正直、優しさを持っており、自分の意見も上手く表現出来ない口下手も好感を持てる。 -
6/22-6/23
著者プロフィール
杉本章子の作品
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