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- Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167497163
作品紹介・あらすじ
江戸時代にも「占い」は流行し、女性たちはそのお告げに一喜一憂していた。実際に出版されていた占い本「女用知恵鑑宝織」。女の吉凶を生まれ月ごとにズバリあてるこの本をめぐる女の喜びと悲哀-。月ごとの風物を織り込みながら、江戸の女の恋愛を生き生きと描き出す、切なくも愛らしい傑作時代小説。
感想・レビュー・書評
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2010年4月刊。オール読物2009年1月号〜12月号連載。2013年3月文庫化。江戸に暮らす女性12人の恋愛事情を綴った連作短編12編。いずれも、哀しい話ばかりで、共感も少なく、楽しめませんでした。
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【時代小説の名手が描く、江戸の女の恋愛模様】江戸の占い本が女たちの吉凶をズバリ! 月ごとの風物を織り込みながら江戸の女を生き生きと描く、切なくも愛らしい傑作時代小説。
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主人公は睦月から師走までの各月に生まれた12人の女性たち。実際に出版されていたという『女用知恵鑑宝織』に記される自らの生まれ月の吉凶占いを読み、惑う者あり、あしらう者あり。月々の風習や風物の描写が心地よいし、ためになる。
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