- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167502010
感想・レビュー・書評
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読んでいて楽しく、すぐ読んでしまった。
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とりわけ、パン屋再襲撃、象の消滅は、何度読んでも面白い。
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村上春樹の短編は初めてだったけどまさに村上春樹って感じの短編集だった。
特にファミリー・アフェアの兄妹のやりとりがなんとも言えず秀逸でよかった。村上春樹の世界観ってなんだか無国籍な感じがするけど、物語の中で急に世田谷だとか横浜だとか出てくるとあれっ、日本だったんだ。ってちょっとびっくりする。 -
再読日 11111111 19960411
何度も何度も読んでるが久しぶりに読み返してみて懐かしい。そして文体が十分に若い。ファミリーアフェアはある人を思い出させる。パン屋は改めて読むと無茶苦茶な話しだけど映画みたいで好きだな。ねじまき鳥はなるほど、物語の始まりの予兆含んでいる。ワタナベノボルは安西水丸の本名だっけか。 20091031 -
忘れられない短編集。
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あまりにも面白い。
これまでに読んだことのある作品に出てくる登場人物たちがそこかしこに散りばめられていて、ゾクゾクした。 -
これが、初めて読んだ翻訳じゃない村上作品だと思う。
なんだかよくわからない。だけど、なんだか好き、と思った。
うまく言葉で言えない笑 空気というか言葉の選び方・並び方というか…
ファミリー・アフェアが一番面白かった。あんな関係の男と女は兄妹でしかありえないですね。
やれやれ -
記憶にある限り、という前提付きだけれども、村上春樹の短編集の中では一番面白いかも。村上春樹ワールドと言ってしまえば身も蓋もないんだけれども、奇妙な設定とキャラクターが妙な現実感をもってストーリーが展開するんですな。
でもやっぱりこの作家、中長編向きかな。短編だとその想像に没する時間が作家にも読者にも短い気がする。ちょっと唐突感が大きいのかな。
それにしてもねじまき鳥があんな大作になるんですか、やっぱり才能ある方は違いますな、ほんと。凡人の詰まらぬ感想でした。