パン屋再襲撃 (文春文庫 む 5-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4192
感想 : 358
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167502010

作品紹介・あらすじ

彼女は断言した、「もう一度パン屋を襲うのよ」。学生時代、パン屋を襲撃したあの夜以来、彼にかけられた呪いをとくための、このたくらみの結果は…。微妙にくい違った人と人の心が、ふとしたことで和んでいく様子を、深海のイメージによせて描く六作品。ところで、いろんな所に出てくる<ワタナベ・ノボル>とは何ものだろう?

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹はこれが一番好き。理不尽な理由でマクドナルドを襲う夫婦。特に意味はないのだ。

  • 村上春樹さんにハマったときに買いました。
    短編をまとめた本です。
    面白かったです。
    パン屋がマクドナルドなのが笑いました。w

  • 『ファミリー・アフェア』の僕がウディ・アレンみたいなカスで最高
    春樹の短編で一番好きかもしれない

  • 日本語訳した英文を読んでるみたいだ。
    延々と悩み、考え続ける男の話が続く。

    所々面白い所はあるのだが、なんとも歯切れの悪い感覚に襲われ続けていたので。

  • パン屋再襲撃
    収録作品
    1 パン屋再襲撃
    2 象の消滅
    3 ファミリー・アフェア
    4 双子と沈んだ大陸
    5 ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界
    6 ねじまき鳥と火曜日の女たち
    いくつかの作品は登場人物が同じで、6のねじまき鳥と火曜日の女たちは「ねじまき鳥クロニクル」につながっていく
    なかなか面白かった

  • ファミリー・アフェアの会話が笑えた。

    どの作品もすっきりとしない終わり方
    ローマのタイトルを見てこの本を読みたいと思った。やっぱりこれが1番面白かった。すっきりしてないけど

  • 週末の朝の時間にゆっくりと読み進めた。
    昭和の日常を垣間見れる短編集で読書中はタイムスリップすることができて心を浄化する。

  • 「村上春樹らしい作品」だと先ず最初に思いました。 個人的にはですが「パン屋再襲撃」と「ファミリー・アフェア」が好きでした。 さらっと読めるので、少しの時間で読書したい方や長編を読みたくない気分の方におすすめです。

  • 面白いと感じたし面白〜〜!!とも思った。

  • (~2004大学時代の本@202012棚卸)

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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