- Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167504021
作品紹介・あらすじ
日本経済新聞社のコンピュータ導入という"英断"に対して、朝日人はどうしたか。一方、部数日本一を目指す読売は"ドン"となる政治記者が頭角をあらわし、毎日は手のほどこしようのない借金地獄におちいっていた…。"社会の木鐸"の生々しい内側を鮮烈に描いたノンフィクションの金字塔。第17回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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満を持して登場した、渡辺恒雄。
物語の本筋を通るわけではないが、それでもやはりその人柄を描く箇所にはつい力が入る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016/01/14 読了
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2010.11-13(13)
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上巻との間に、4冊挟んで下巻を読み終える。特に理由はないのだが、強いて上げれば情報量が多すぎて、この手の本に慣れてないと楽しめない。下巻では新聞社の興亡を賭け、日経がコンピューターで新聞を作ることに無事成功する。これでお話としては万々歳なはずである。ところがメディアの主導権は既に、新聞からテレビへと移行しつつあるのが現実なのだった。
ノンフィクションは小説とは違い、きれいにお話が終わらない、次なる新たな試練が手ぐすね引いて待ち構えているのだ。この辺が楽しめればノンフィクションが病みつきになること請け合いだ。 -
コレを読むと今では当たり前のピクセルの話とか、よーくわかりますな。