燃える地の果てに 下 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2001年11月9日発売)
3.99
  • (23)
  • (24)
  • (18)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 231
感想 : 17
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167520038

みんなの感想まとめ

テーマは、歴史的事件を背景にしたサスペンスと人間ドラマであり、特に「パロマレス米軍機墜落事故」を基にしたストーリー展開が印象的です。ギターと軍隊という異色の組み合わせが絶妙で、舞台が日本以外であること...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ギターと軍隊が絶妙。舞台が日本でないのもなお良い。完ぺきに回収。モヤモヤなし。

  • こんな事故、現実にはありえないでしょ!と思いながら読んでいたのに、実在した事故だった。「パロマレス米軍機墜落事故」
    水爆4個も積んでの飛行も信じがたいのに、空中補給って…。プルトニウムで汚染された土地に住み続けて、農業も再開したのか!とか、そんなことばかりが気になり前半はなかなか入り込めなかったが、後半そこは無理やり納得してスパイ探しに集中した。まさかのあの人!予想をかすりもしなかった。さすが!お終いの謎ときに頭が混乱。あの人とこの人の人生が入れ替わって…。そして、悲しい事実。水爆を甘く見てはいけない。当時の認識ってこんなものだったのか。

  • 3~4年前に読了

    逢坂氏お得意のスペインもの、主人公は若く希望に満ち溢れ、行動的で感情移入に容易い。アクション色も濃く長編を一気に読み通せます。

    そして逢坂剛氏を読みなれた人にこそ、ラストを楽しんでもらえることでしょう…氏の力量にただただ茫然自失、拍手喝采。

    • chie0305さん
      しろさん、お薦めいただいてありがとうございます。しろさんとは違うツボにハマって読んでました。逢坂さん、こういうのも書かれてたんですね。面白か...
      しろさん、お薦めいただいてありがとうございます。しろさんとは違うツボにハマって読んでました。逢坂さん、こういうのも書かれてたんですね。面白かったです。
      2017/11/02
  • 逢坂剛お得意のスペインと核爆弾落下という史実をおりまぜて、素晴らしい作品を書き上げています。デビューしてから10数年の作品だと思いますが、このレベルを維持しているのは脱帽です。ぜひぜひお勧めします。

  • 面白かったー!
    ラストそう来たか!
    叙述トリックそのものにも成る程と思わされましたが、話自体が文句なしに面白い。
    この作家さんの本は沢山積んであるので、他の本を読むのが楽しみ。

  • 一気に読み進めましたが、最後の最後までこのラストは想像してませんでした。すごいなぁ。

  • 2016.4/6〜10。逢坂剛2作目。前半は展開が少し遅いかなぁと感じたが、それでも飽きることはなく。しかし下巻に入ってからのスピード感、展開がすごい。過去と30年後の現在がどう交わるのか。スペインに行きたくなる。

  • スパイの正体はわかりやすいが、結末には納得。
    トリックはミステリ的には普通かもしれないが、小説としておもしろかった。

  • 文句無しに面白かった!一気に読ませる圧巻のラストは、どう表現して良いのやら。読んでいただくしかない。

  • 面白かった。
    この結末は予想出来なかった。

  • まるで映画を観ているかのような気持ちになる作品。アクションあり政治あり歴史ありでお腹いっぱいになります。

  • スペインにて1966年に実際に起きた水爆を搭載した米軍機墜落事件がモチーフ。衝撃的な現代史とミステリー及びアドベンチャーを見事に織り交ぜた極上の作品。物語は日本人フラメンコギタリストが最高のギターを求めてスペインの地に。そして起きた歴史的大事件。また30年の時を経て同時に進む物語。二人の主人公が時を経て同時に見たものは‥。本作品は東西冷戦、フランコ独裁政権、共産主義、社会主義の凋落の推移に加え、フラメンコ音楽の奥深さ、そしてスペイン料理がしっかり堪能できる。スペインいきたくなるね~

  • スリラーとしてとても楽しめたが、この叙述トリックはアンフェアでは・・・。

  • 核を搭載した飛行機墜落事故を当時の現地と、現在の回想から明らかにしていく手法は、過去と現在の何が関わっていくのか分からなくて、緊張と興奮でした。
    全てが明らかになるラストは衝撃ですが、もうひとつの告白された事実にも胸が締め付けられます。

  • 間違いない!ってくらい、おもしろかった!

    過去と現在で、似てるけど全く違う主人公の視点が存在している。
    スポットで、現在の主人公の視点で話が展開していくが、そのタイミングがものすごく絶妙だと思う。

    最後のどんでん返しは、相変わらず度肝を抜かれた。
    まさに、どんでん返しっていうかんじ!

  • 1960年、スペインで起こった原爆搭載機墜落事故を題材に
    逢坂剛が一流のサスペンスに見事に料理した作品。
    最後のどんでん返しに期待せよ!

全16件中 1 - 16件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

逢坂剛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×