禿鷹の夜 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2003年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167520069

みんなの感想まとめ

型破りな刑事が主人公の物語は、回を追うごとにその面白さが増していきます。冷血なハゲタカこと禿富鷹秋のキャラクターは、ヤクザを震え上がらせるほどの非情さを持ち、その姿勢は痛快さを超えて恐怖を感じさせます...

感想・レビュー・書評

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  • ハゲタカシリーズの凄いところは、回を追うごとに面白くなっていくところ。型破りの刑事が主人公なのだが、やることが本当にめちゃくちゃで面白い❗️ハゲタカ次は何をやらかすのかと本当に楽しく読ませてもらった。

    • chie0305さん
      ハゲタカシリーズ、逢坂さんの作品の中で一番好きです!続巻が出ないのが残念すぎます。
      ハゲタカシリーズ、逢坂さんの作品の中で一番好きです!続巻が出ないのが残念すぎます。
      2016/09/11
    • ひとしさん
      コメントありがとうございます!
      私もハゲタカシリーズは逢坂さんのというより、今までよんだ小説で一番好きかもってくらい、大好きな作品にはなの...
      コメントありがとうございます!
      私もハゲタカシリーズは逢坂さんのというより、今までよんだ小説で一番好きかもってくらい、大好きな作品にはなので、続編出て欲しいです
      2016/09/18
  • 非常ならざる面白さがこの本にある。ヤクザも震え上がるくらいに冷血な刑事、ハゲタカこと禿富鷹秋。ヤクザをいたぶり金をせしめる姿は痛快を通り越して恐怖を覚えた。そのキャラ描写もさることながら物語のテンポと意外性に読むスピードがどんどんあがった。弱きを助けという言葉が通用しない姿勢は大藪春彦を思い出すのだが彼は刑事なのだ。読み進めてながら、フッとそう意識する場面があり、警察はどうなっているのかとも感じた。いずれにしても硬派を通り越した痺れる作品がご所望ならば読むべき本だと思うが容易に入ると抜けられなくなるなあ。

  • こんな刑事、いるわけない!と思いながらも、この主人公のキャラを愛し始めている自分がいて、最後まで楽んで読み終えました。シリーズ化されているのが嬉しい限り。早速第二巻を取り寄せたいと思います!

  • 初めて読んだ作家さん。このシリーズは面白い。主人公はひどいけど ヤクザの2人がかっこいい。ヤクザの方がよほど人として好感が持てる。

  •  あまりにも酷い悪徳刑事。こんなのが実際にいるんだろうか?と思ったが、
    警官が犯罪を犯す、この時代。いるかも知れないと思った。
     禿鷹刑事の恋人があっけなく殺されてしまったり、登場人物がコロコロ
    死んでいく。人の命はこんなにも軽いのかと思う。
     物語の最後にどんでん返しが有る。おおー!?と思った。
     中学生の頃にはまっていた、アガサクリスティーとか、エドガー・アラン・ポー
    とか思い出した。
     ここまで、刑事の悪徳ぶりが、表現されると、ある意味痛快ではある。
    シリーズ全作が読みたくなった。

     

  • 読みながらイメージする映像は、白黒!
    昭和の香りの悪徳警官シリーズ。

  • 夫の友人からお借りしました。

    ハードボイルドと認識しながら読み始めましたが、終わってみれば人情モノと言った方がいいかもしれません。
    主人公が非情な悪役刑事であり文体もクールな割に、ヤクザ達の人情が際立っていたので読後感はそんな印象になりました。

    まあそれはいいんですけど、それよりは物語に警察がほとんど介入せず主人公の刑事の単独行動で話が進む展開には違和感を感じました。
    しかも、ヤクザや一般人が殺され、蓋を開けてみればその半分は刑事による連続殺人なのに、警察が何も掴めていないってそんなのあるかなあ・・・

    エンタメ重視でその辺りを気にしなければ、スピード感があってあっという間に読めたので面白い部類だと思いますけどね。

  • これもシリーズ物だけどパッと読むには楽しい。
    主人公が悪徳警官という設定であるが共感できる正義感もある。
    他の作品も読んでみたくなる。

  • 【作品紹介】
    信じるものは拳とカネ。史上最悪の刑事・禿富鷹秋―通称ハゲタカは神宮署の放し飼い。ヤクザにたかる。弱きはくじく。しかし、恋人を奪った南米マフィアだけは許せない。痛快無比!血も涙もひとかけらの正義もない非情の刑事を描いて、読書界を震撼させた問題作。本邦初の警察暗黒小説の登場。

    【感想】
    シリーズ化されているのでそれなりに面白いのだが、ほかの人気シリーズ小説に比べるとキャラ立ちがいまいちな気がする。

  • みんながバンバン死んで行く…
    渋六興行と禿鷹がマスダの刺客を追う。
    結末は驚き!完全に油断していた。

  • 面白かった。悪党の刑事を描いた小説はいくつかあるけど、悪党ぶりか半端じゃない。

  • 刑事を主人公にしたノワール。
    全編、犯罪者側の目線なので、主人公の普段の行動とか、環境が見えないのが特徴的です。
    読んでいるジャンルを間違ったのではないかと思うくらい主人公が非道なのですが、犯罪ものが好きな人とかはとても愉しめるんじゃないでしょうか。
    事件のオチが途中でわかってしまうかもしれませんが、推理小説ではないのでそこは目をつむるということで。

  • ヤクザより冷酷非情な史上最悪刑事禿鷹が、恋人を殺された仇をうつ。
    さすが逢坂さん、すごく楽しく読めました。
    でも、ラストに驚きもどんでん返しも何もなく、ただただ禿鷹が怖いだけで終わってしまった。

  • 面白い!
    ハマリました。

  • アマゾンの評価は普通より少し上くらい。
    しかし、個人的には面白かった。
    「史上最悪の警察官」って書き出しだけど
    手を組んだヤクザを裏切らないばかりか
    ここぞと言うときは助けに現れる。

    恋人を殺されれば
    誰でもこんな感じに変貌しても
    小説なら筋は通る
    と思うけど・・・・

    一方登場するヤクザ達も
    妙に人情味があって
    素直で・・・親分を立てて・・・
    しかも、知的で・・・・
    5冊ほどのシリーズの中で
    この先どういう立場で
    話が進むのか楽しみである。
    一気に読了する予定である。

  • 実はこんなに簡単に人が殺される話は好きではない。なにかとっても不公平。だけどね。すっとするっちゃするw

  • なんでもありの悪漢刑事、ここにあり!!

    南米マフィアと老舗暴力団の抗争に甘い蜜を吸いに現れた悪徳警官の物語

    ヤクザ家業のベテランさんより、南米マフィアが送り込んだ殺し屋より、不気味で恐ろしいのがこの物語の主役である刑事・禿富鷹秋なのだ!!!!!!!!

    そう、彼の周りに集う極悪人たちがとてもかわいらしく感じてしまう

    不気味さの所以は、禿富の心が読めないところ

    様々な登場人物目線で語られるストーリーの中に禿富からの視点は一つもない

    親しみを感じる唯一のくだりは恋人に向けた恥じらいだけ

    刑事として極悪人たちと係わる姿と恋人に見せる初々しさ

    どちらが真実なのか

    シリーズ第一弾のこちらの作品・・・・内容自体は名刺代わりという感じ

    二弾以降の飛躍に期待したいなと思う

  • 主人公の悪徳刑事・禿冨の悪っぷりが気持ちがいい。ヤクザの方が振り回されるという構図が笑える 。百舌シリーズの倉木といい、逢坂剛のシリーズものの主人公はなんとも魅力的。

  • 悪徳で傍若無人でも腕が立つらしき設定なのに、恋人があまりにも簡単に殺されてしまい、拍子抜け。まったく意味ナシ。そのため、入り込めずにあっさり終わる。でも、通勤読書の時間潰しにはなるかもしれず、未練あり。

  • 強きも弱きも挫くのが現実は普通だな

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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