情状鑑定人 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2004年5月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167520083

みんなの感想まとめ

テーマは心の闇やトラウマに根ざした事件を扱った短篇集で、全7篇から成ります。各物語は、精神医学者の視点や数字の誤解から生じる出来事を通じて、様々な人間の葛藤や心理を描いています。作品はテンポよく進行し...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズではなくそれぞれ単発の7篇からからなる短篇集。めまぐるしく話が進むというか転がり続け休む暇を与えないギュッと詰まった作品群。今日は隙間時間が多く一気読み(もちろん仕事中ではなく)。

  • 子供時代のトラウマがもとで起こした事件を掘り起こす精神医学者の話に始まり、数字の思い違いが招いた事件など短編集。かるーく読めちゃう。

  • 逢坂剛さんの本は2冊目。
    精神的に病んでる人が多いのはこの人の特徴なのか?まだ読んだ本が少ないから何とも言えず。
    短編集で、読み慣れていくうちにどんな風に期待を裏切るかを期待するようになる。

  • 短編。表題の情状鑑定人はスッキリ行かない終わり方ではあったが、少し納得がいった。きっと大人になったのだろう自分を見つけられた。また、斉木と梢田コンビも相変わらずでよかった。短編でも面白く考えさせられる作品が多かった。

  • 二転三転する展開で先を読ませなくする試みは、うまく効いている。
    が、少々“アンフェア”な仕掛けもいくつか……。

    作中の台詞回しやストーリー展開などは、良くも悪くもいかにも“80年代”な感じ。

    最終編の二人は、妙にキャラが立っているが……シリーズ化されていたりして。

    ★3つ、7ポイント。
    2014.01.08.図。

  • 短編集。心理的な要素がつよい。

  • 人の心理が面白く、一話のページ数も少ないので読みやすかった。

  • 新幹線のなかで読むための本として購入。短編集。

    あんまり印象にのこらない。
    自分好みではないのかな。

  • 「映画化」と書かれた帯を見て手にした本作。「情状鑑定人」と題された第一章はキャラも立ってて興味深く、映画化されても面白そうだと思いながら読み進めて行くと、妙な違和感が…

    あー、この本、短編集なのね。

    と気づくまでに結構時間かかっちゃいまして、全く異なるシチュエーションや登場人物がどう収束していくのか興味津々で読んでいたので、思いっきり肩すかし食らった気分。まぁすべては自分の勘違いのせいなのですが…

    それがあって、やや冷めた目線で読んでいたのですが、一癖も二癖もある人物たちが織りなす敵の裏の裏をかくような知略戦の数々は、なかなか面白いと思います。映画化される「都会の野獣」はそんなにスケールのデカい話でも長尺の話でもないので、逆にこれがどう映像化されるかがちょっと気になります。

  • 精神物は好きなジャンルなので評価は甘め。
    でも精神物は表題作だけだからなぁ・・・
    短編だけど、全体的によいです。

  • 刑事が銀行強盗とか、精神科医が倫理違反とか、女性巡査が覚せい剤の運び屋とか。
    予想外の設定でストーリーがひっくり返るのは、あまり好みではなかった、残念ながら。女性の描き方に女性蔑視傾向があり、やや古さも感じる。

  • どれもひねりが効いていて、面白い。
    が、時代であろうが、女がバカ過ぎ、しかも「身体さえ奪ってしまえば、男の言うことを聞くんだよ」ふうな、オッサンの夢満載で失笑。
    時代ですけどね。仕方ないですね。
    表題作、こんなセクハラおやじでなければもっと評価が高かった。気持ち悪いんだよ。

  • 短編集。推理小説でどんでん返しを楽しむ本。良い人・悪い人が居ない本。

  • まぁまぁ。警察官だって人間なんだ、悪い奴もいて当然って目線が新鮮だったかな^^;

  • ◆情状鑑定人・・・大型書店の娘が誘拐された。無事に保護はされたが、犯人は以前書店に務めていた、感謝こそされ、恨まれることなどないはずの男だった。男の情状鑑定をするため、家庭裁判所の女性調査官・立花文代と精神医学者・祝田卓は事件を調べていく。すると、情状鑑定どころか意外な事実が明らかになっていく。
    ◆非常線
    ◆不安なナンバー
    ◆都会の野獣
    ◆死の証人
    ◆逃げる男
    ◆暗い川
    以上7編の短編集。

    ◆情状鑑定人・・・この表題作はおもしろかった。事件を整理していく中で浮かび上ってくる疑問に対しての、ちょっと強引な祝田の実験。しかしながらそこで2人は意外な人物の意外な行動を目の当たりにすることになる。ちょっと変態だが優秀な祝田と、生真面目な文代。あとの短篇6つがこのペアでの続編ものだったらよかったのに。

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著者プロフィール

逢坂剛
一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2022年 『最果ての決闘者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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