談志楽屋噺 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167522018

作品紹介・あらすじ

楽屋は、芸人にとって人生の重要な修業の場でもある。立川流家元の著者は、現在、落語協会、芸術協会が取り仕切る寄席に出演出来ない。30年余を過ごした寄席での楽屋への深い愛着と、そこで出会った有名無名の芸人たち。愛憎入り乱れて描く、狂気の男、純粋な男、小心な男、破廉恥な男たちの、面白くて哀しいエピソード集。

感想・レビュー・書評

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  • 談志師匠の古き良き寄席の楽屋の思い出話。面白さを追求するというより、記録的に残しておくという意図が強かったのだろうか、エピソードが細切れに続いてやや読み進めにくい。最後に付いている色川武大との対談は、歯切れも内容も良かった。

  • 芸事の深い話題でかなりわからないが機微の一端を知ることができた

  • 時代は古いが談志さんの落語界の裏事情をあの語り口そのまま文字起こししたかのような文章。
    当時、交流のあった噺家達とのエピソードの数々。近年のような縮こまった世の中では即刻批判の対象となるような事も当時は芸の肥やしとして必要だったのだろうと思う。
    もう少し落語に精通していればより興味深く読めたのかもしれない。

  • 立川談志と言う人をあまり好きではないのだが,落語海を泳いでいる様が目に浮かぶ。稀代の天才は努力の塊の人であった。談志の尊敬・敬愛する芸人さんへの素直な気持ちがでていて,少し見直してしまった。

  • 談志が見てきた数々の芸人たちにまつわる噺が詰め込まれた一冊。
    文章というより、談志の語りをそのまま文字起こししたような、テンポよく別々のエピソードが出てきては混じり合い、元に戻ってはまた別の話。でも不思議と読みやすい。
    文庫本1冊とは思えないボリューム感を感じる内容でした。

  • 090227(s 090301)

  • 立川談志が50歳頃に著した交遊録みたいな本。

  • 色川武大との対談も収録。

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著者プロフィール

立川談志

一九三六年東京生まれ。五二年、高校を中退して五代目柳家小さんに入門。芸名小よし、小ゑんを経て、六三年に真打昇進、七代目立川談志を襲名。七一年、参議院議員に当選、沖縄開発庁政務次官等を務める。八三年、落語協会を脱退し、落語立川流を創設、家元となる。著書に『現代落語論』『談志楽屋噺』『新釈落語咄』など多数。二〇一一年没。

「2021年 『作家と家元』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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