犬のいる暮し (文春文庫 な-21-8)

  • 文藝春秋 (2002年1月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167523084

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

犬との暮らしをテーマにしたエッセイは、著者が先代の愛犬を失った後に新たに迎えた犬たちとの日々を通じて、犬好きの心情を深く掘り下げています。特に柴犬に焦点を当て、犬がいる生活といない生活の違いを鮮やかに...

感想・レビュー・書評

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  • 先代の飼い犬ハラスを失った後に飼った犬たちとの日々を綴るエッセイ。古い本だが柴犬好きにはたまらない。
    岩波書店の単行本は3代目の犬までだが、後で出版された文庫の方は「増補版」で、1章多く4代目の犬も登場するので、文庫本を読みましょう。

    #犬のいる暮し #増補版 #中野孝次 #文春文庫 #読書 #読書記録

  • 犬が好きな人の気持ちを明瞭に文章にしていて、共感する部分が多すぎて心に響きすぎて読み進めるのが遅くなりました。。
    犬がいる暮らしといない暮らし、その濃淡の表現が素晴らしいです。

  • 「ハラスのいた日々」の続編。
    「人間と犬とのかけがえのない絆を語り尽くす。」

    たしかに筆者の犬への愛情は深いものがあるが、ネズミを噛み殺したハンナに「ブラヴォー!よくやった」は言いすぎだ。
    また、老夫婦が子犬を生ませることを「今ココニ」をも「心身永閉」を持ち出しているが、こじつけにしか見えない。

  • 自分自身が柴犬を飼い始めたことがきっかけで、手に取った本書。47歳で初めての犬、それも柴犬を買い始め、その後30年間、4代の柴犬を買い続けることになる筆者の日常をエッセイ風に綴った一冊。近所のイヌ友、そこから見えてくる現代日本の団地生活や風景、柴犬のあれこれ、頷きながら、楽しく拝読。

  • 「ハラスのいた日々」から5年後二代目マホから四代目まで、著者の30年にわたる犬との絆の日々です。それぞれの犬との絆、愛情がとてもよく伝わってきます。全て柴犬ですが、それぞれ個性が全く違い、でも家族の一員となって愛情を尽くし尽くされる姿はとても愛しいです。
    人間ではできない、愛情のみをまっすぐ与えられ、また与えてくれる相手という犬との関係や、優しい話だけでなく人間、そして日本人への考察も頷けました。
    著者夫婦や周囲の飼い主たちとの交流や、犬の様子に一喜一憂する姿、そして別れは、ペットを飼った経験のある人なら共感してしまうでしょう。
    飼い主の意識とマナーが未だ未熟な日本では、犬(ペット)も一つの命であるという当たり前の認識ができない人間がいるのが悲しいです。

    著者の中野さんは、文庫版刊行の2年後に亡くなっています。これらの本を読むことで、せめて己の身を正し、今いる犬と愛情を持って「今ココニ」生きていきたいです。

  • ハラス亡き後の中野家犬物語。著者の犬への深い愛情に共感する飼い主さんは多いでしょう。

  • ハラス亡きあとの後日談が読みたくて。
    ハラスのあと、またオスの柴犬を迎え、その子を亡くしたあとはメスの柴犬を迎えます。犬族とのあたたかい交流、深い絆。いいなぁ。
    犬をとおして、人や動物、すべての生きものの命のはかなさや尊さを、私も日々感じています。

  • この立派なお顔の柴犬さんの表紙に連れて読む事に。

    犬を軸にした感動エッセイ…というのが、どうもむず痒くて読めない私には、この本はうってつけでした。
    犬の感動話ではなく、筆者が犬と暮らすようになって感じた社会の変化、犬との生活をすること、それを愛する事によってどう変化したかなどが記されている。

    犬を通して、筆者が今現代の社会について感じたこと(高齢化社会・長寿・核家族
    など…)については、頷かざるをえない。


    その中に書かれていた、始めて飼う犬の死は衝撃的だということを、私はこれからきちんと心に留めて、今飼っている犬と一緒に過ごしていこうと思う。

    犬を飼っている人に是非薦めたい。

  • 柴犬が好きなので。

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著者プロフィール

ドイツ文学者、小説家、評論家。1925年生まれ、東京大学文学部独文科卒業。元國學院大學教授。カフカ、マックス・フリッシュ、グラスなど現代ドイツ文学の作家を多数翻訳。1972年に最初の著書を刊行後は、『ブリューゲルへの旅』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『麦熟るる日に』(平林たい子文学賞受賞)、『ハラスのいた日々』(新田次郎文学賞受賞)などを発表し、『清貧の思想』(1992年刊行)がベストセラーとなる。元神奈川文学振興会理事長。2004年に死去。

「2025年 『犬の年 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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