本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (544ページ) / ISBN・EAN: 9784167526030
感想・レビュー・書評
-
「日本の歴史の捉え方」
所蔵情報
https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=SK01649詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
司馬遼太郎の主要作品や比較的マイナーな短編などを紹介しながら、それぞれの作品にゆかりのある土地を著者が訪ねたエッセイのような内容の評論です。
司馬遼太郎の作品の魅力はなんといってもその人物造形にあるように思っていたので、作品の風土性に着目する本書のプランそのものにすこし違和感をおぼえます。幕末や近代など、比較的新しい時代をあつかった作品に関しては、それぞれの作品に描かれている人物たちがその場所で過ごした日々に思いを馳せることも可能でしょうが、戦国時代をあつかった作品などのばあい、本書のアプローチはあまり魅力的なものとは思えません。もちろん、歴史的事件のあった土地にじっさいに足を運んでみることは、時の移り変わりに思いをめぐらすよすがになると思うのですが、司馬の作品がそうした無常観によってつらぬかれているとも考えられず、本書の叙述にはすこしピントのボケたような印象を受けてしまいました。
著者プロフィール
尾崎秀樹の作品
本棚登録 :
感想 :
