歴史の中の地図 司馬遼太郎の世界 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1991年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (544ページ) / ISBN・EAN: 9784167526030

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  • 「日本の歴史の捉え方」

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=SK01649

  • 司馬遼太郎の主要作品や比較的マイナーな短編などを紹介しながら、それぞれの作品にゆかりのある土地を著者が訪ねたエッセイのような内容の評論です。

    司馬遼太郎の作品の魅力はなんといってもその人物造形にあるように思っていたので、作品の風土性に着目する本書のプランそのものにすこし違和感をおぼえます。幕末や近代など、比較的新しい時代をあつかった作品に関しては、それぞれの作品に描かれている人物たちがその場所で過ごした日々に思いを馳せることも可能でしょうが、戦国時代をあつかった作品などのばあい、本書のアプローチはあまり魅力的なものとは思えません。もちろん、歴史的事件のあった土地にじっさいに足を運んでみることは、時の移り変わりに思いをめぐらすよすがになると思うのですが、司馬の作品がそうした無常観によってつらぬかれているとも考えられず、本書の叙述にはすこしピントのボケたような印象を受けてしまいました。

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著者プロフィール

一九二八年(昭和三)台湾に生まれる。台北帝大医専に進むが中退し、四六年(昭和二十一)、日本に戻る。新聞記者などの職を経て、大衆文学研究家として活躍する。六五年(昭和四十)に『大衆文学論』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。九〇年(平成二)、『大衆文学の歴史』で吉川英治文学賞を受賞。日本ペンクラブ会長、日本文芸家協会常務理事などを歴任。著書に『旧植民地文学の研究』『魯迅との対話』、兄・秀実が関わったゾルゲ事件を究明する『生きているユダ』『ゾルゲ事件』など。九九年(平成十一)没。

「2018年 『孫子・呉子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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