「古き沈黙」亭のさても面妖―警視リチャード・ジュリー (文春文庫)

  • 文藝春秋
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (643ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167527174

作品紹介・あらすじ

このところ、ふさぎの虫にとりつかれたジュリー警視、休暇で訪れたヨークシャーのパブ亭で、人品いやしからぬ婦人がいきなり夫を射殺するのを目撃した。単純明快な事件だし、そもそも地元警察の仕事だ。なのに、妙に警視の心にひっかかるものがある。そのうち、婦人の義理の息子が数年前、誘拐・殺害された事実が…。

感想・レビュー・書評

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  • スコットランドヤードのジュリー警視の第十弾。

    妻が夫を撃ち殺した。
    ジュリー警視の目の前で。
    8年前に息子とその友達が誘拐され、
    戻っていない事件が関係しているのか。
    しかし妻は実母ではない。
    殺人の動機と行方不明の二人の生死が不明のまま、
    雪の中で新たな死体が発見される。

    誘拐された男の子たちの遊び仲間の女の子が、
    雪の中で命を狙われ、犬と羊たちに救われる場面が山場かな。
    それ以外にも、4年の婚約期間を経て、
    結婚式のためにとうとうイタリアに出発するヴィヴィアン、
    それに心乱される元貴族メルローズがバイク女子に振り回されたり、
    ロックのコンサートと盛りだくさん。
    それと、ソニーのウォークマンが登場してたよ。

  • ぶ、分厚かった…!(笑。
    今回はジュリー警視が憂鬱の虫に取り憑かれたり、メルローズもヴィヴィアンの結婚でもやもやしたり。大変ねー。
    それから妙にいろんな犬種の犬が出てきた回でしたね。
    ボーダーコリー、クーバース、シェパード等々。
    最後まで読んでも、ネルはロジャーを殺すことはなかったんじゃないかな…と。そこが切ない。
    アビーも幸せになって欲しい!
    終盤のボーダーコリーとクーバース大活躍シーンが好きです。

    そういえば、携帯は出てこないけどアップルのコンピューターやエレキギターはある時代なのよね…。
    いつぐらいなのかしら。
    リッキー・ネルソンの死後だから1985年以降ではあるんだろうけど。

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