恐怖の総和 下 (文春文庫 ク-2-12)

  • 文藝春秋 (1993年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784167527204

みんなの感想まとめ

緊迫感漂う物語が展開される中、アメリカとソ連のすれ違いが描かれ、読者を引き込む。上下巻で約1500ページという大作は、細部まで緻密に描かれた世界観が魅力で、特に部下と上司の関係性が印象深い。登場人物た...

感想・レビュー・書評

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  • 上下巻で約1500ページにも及ぶ大作だった。
    下巻の途中から上巻の布石が色々回収されて壮絶なすれ違い合戦が始まって、そこは少し笑ってしまった。上巻の慎重で丁寧な物語とはあまりにもかけ離れた本当におもいっきりアメリカとソ連がすれ違う。アメリカの大統領が人間味溢れすぎて微妙かな。そしていつの間にかフェイドアウトするリズ。

    それ以外は非常に世界が細かく描かれていて楽しめた。
    個人的には部下と上司の話が好きだった。
    ジャックとグドリーとかリックスとその部下とかマンキューソとジョーンズ等。
    部下が上司を感心させる行動はたくさんあるけれど、上司が部下を感心させらる行動はたった一つとか。
    あとクラーク本当に良い人。ジャックに対して。

  • 終盤、リズ・エリオットが最後静かにフェードアウトして面白かった。

  • 2022/7/17読了(再読)
    それまでのジャック・ライアン・シリーズで起きた事件は、真相が表沙汰にならないように処理された、というパターンだったが、本作では、デンヴァーでの核テロで米ソが核戦争の瀬戸際まで行く事件が描かれ、作中世界と現実世界は明らかに解離して、以降の作風も変わっていく。しかし、その後の現実世界での歴史流れを変える事件(ソ連崩壊、9.11同時多発テロ etc.)を摺り合せるものだから、設定に妙な混乱や矛盾が生じる様にもなった気がする。『米露回戦』でシリーズを読み続ける気がしなくなり、展開が気にくわなくなって以降の作品(『デッド・オア・アライヴ』~)を《ブックオフ》に売り払った。嗚呼、此処で止めておいてくれれば、良かったのに……。

  • たしかにトムクランシーのジャックライアンシリーズは面白い。が、一冊700ページあると持ち運びに苦労する。
    全4冊程度に分散してほしい。

    ジャックライアンは順調に人生を歩んで、困難もたやすく乗り越えてきたと感じていたが、彼にも彼自身がなんともできない苦悩が書かれていて興味深かった。
    ジャックライアンの資産が20億円もあったことは驚き。

  • 内容 :
    恐怖の総和(The Sum of All Fears, 1991)

    歴史的な中東和平に反発するテロリストがアメリカで核テロを実行。
    疑惑が疑惑を呼びソ連と全面戦争の危機に。
    邦題『トータル・フィアーズ』で2002年に映画化。


    著者 :
     トーマス・レオ・クランシー・ジュニア(Thomas Leo Clancy, Jr., 1947年4月12日 - 2013年10月1日)は、アメリカの小説家。
    軍事や諜報活動を扱うテクノスリラー小説を数多く執筆し、また自身の名を冠したテレビゲームの監修も務めた。

  • 仕掛けられた核兵器が起爆するシーンは、読みながら恐ろしくもあり興味深くもあり、心臓の鼓動がすごく早くなった。

    幾重にも張られたテロリストの巧妙な仕掛け・・・作者に脱帽するしかありません。

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著者プロフィール

1932年、高知県に生まれる。東京都立大学大学院博士課程を修了。翻訳家。学生時代から諸外国の新聞、雑誌を購読し、興味深い記事を紹介してきた。なかでも「週刊新潮」の最後のページ(ジョーク欄)を40年近く執筆。同誌の「西洋新聞閲覧」も十数年執筆した。また「週刊文春」「ハヤカワ・ミステリ・マガジン」などでも欧米のジョークにかかわるページや海外の話題を執筆してきた。
訳書には『レッドオクトーバーを追え』(トム・クランシー 文春文庫)、『死ぬには遅すぎる』(クリストファー・ムーア 講談社文庫)、『死にゆくものへの祈り』(ジャック・ヒギンズ ハヤカワ文庫NV)、『マインドハンター』(ジョン・ダグラス他 ハヤカワ文庫NF)、『ケネディのウィット』(ビル・アドラー 扶桑社)などがある。

「2017年 『紳士淑女のジョーク全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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