有罪答弁 (上) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1997年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167527334

作品紹介・あらすじ

弁護士事務所の内部で起きた数百万ドル横領事件、しかも容疑者の行方は不明だ。男と金の行方の捜索をまかされた警官あがりの弁護士マロイは、さらに巨大な悪の壁につきあたった。

みんなの感想まとめ

法律事務所での横領事件を追う主人公の弁護士が、捜査を進める中で自らの弱さや他者の影を浮き彫りにしていく物語が描かれています。主人公は、かつての成功から凋落した弁護士であり、彼の視点を通じて、周囲の人物...

感想・レビュー・書評

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  • さて、内容は前2作のサンディ・スターンという敏腕弁護士とは打って変わって巨大法律事務所でいつ解雇されてもおかしくない凋落した弁護士が主人公として顧客の金を持ち逃げした弁護士を捜す物語。
    この主人公、実の息子や警察にオナニーを見られるほど、情けない。

    だがこうした自分を卑下する者の眼を通して捜査過程、また登場人物の掘り下げを行う事で、実は理想的な生活、何の支障もなく生活をしているかのように見えた各登場人物が実は自分と同じように何らかの影を我が身に落としているのだという事を、虚飾のヴェールを1枚1枚剥ぐように徐々に明らかにしていく。
    (下巻へ続く)

  • いや、苦戦しました。上下2巻とは言え10日。かなりのローペースです。
    トゥローといえば「推定無罪」。おぼろげな記憶ながら、グリシャムを上回るリーガルサスペンス。この作品も主人公が弁護士ならば・・・。と思い買ったのですが、これは探偵物ですね。そういう意味では、肩透かし。
    徹底した1人称小説です。主人公マックが見たもの、聞いたもの、あるいは記憶の中にあるもの、それ以外まったく出てきません。読者が得られるのは、事件を追いかけるマックを通してのみで、そのための臨場感があります。
    最期のどんでん返しもなかなかですし、重厚な作風をお好みの方にはお勧めです。

  • スコット・トゥローの本だからということで、Amazonで買ったのだが、あまりにも職人芸のくどい系技を見せられてげんなりという内容。

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